マイケル・マクドナルド　米国の現状を懸念　ドゥービー・ブラザーズ新作でトランプ政権を批判

ドゥービー・ブラザーズ（The Doobie Brothers）が45年ぶりにマイケル・マクドナルド（Michael McDonald）と一緒に録音した新スタジオ・アルバム『Walk This Road』。同アルバムのタイトル曲は、ドナルド・トランプ米大統領と彼の政権を厳しく批判する内容となっています。

英Classic Rock誌の新しいインタビューで、マクドナルドは、メイヴィス・ステイプルズも参加していこの曲は、トランプとその仲間たちの手によって米国が「全体主義」へと向かっているのではないかという懸念からインスピレーションを得たものだと明かしています。

「私たち全員が立ち上がって、自分の意見を言うことが重要だと思う。ここ米国は、残念ながら今、危険な時代を迎えている。私たちは、全体主義につながるかもしれない暗い道に直面しているんだ。

この男は、米国の大統領になりたいというよりも、光の一点、つまり、すべての中心的存在になりたがっている。彼は世界を手に入れたいんだ。

私たちはこのことには非常に注意を払う必要があり、まだできるうちに反対の声を上げなければならない。もし彼らが自分たちの思い通りに事を進めたら、この政権は完全に報道の自由を封じ込めるだろうと、私は確信している」