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メタリカ好きの親子 翌日の公演に備えて早めに就寝したことで命を救われたとバンドに感謝

2025/05/26 13:22掲載
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Metallica
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メタリカ(Metallica)が大好きな親子は14歳の娘のためにコンサートのチケットを手に入れる。両親は普段、リビングルームでテレビを観ながら夜更かしているが、この日は翌日のコンサートに備えて早めに就寝することにした。公演当日の午前2時頃、車がこの家族の家に衝突し、普段の夜ならば両親が座っていたはずのリビングルームに突っ込む。家族はメタリカに命を救われたと感謝しています。

この家族は、米バージニア州グッドビューに住むでマッキー一家で、事故は、メタリカがバージニア州ブラックスバーグのレーン・スタジアムでコンサートを開催する日である5月7日に起きました。

地元のメディアWDBJ7によると、14歳の娘マデリンは彼女がまだ幼い頃、父親がよく聴いていたのがきっかけでメタリカを聴きはじめ、その後、ドラマ『ストレンジャー・シングス』の影響で、メタリカへの熱がさらに高まったという。マデリンはメタリカのコンサートを観ることが何よりの願いで、その夢が叶うはずでした。

しかし、その夢はコンサート当日の午前2時、ドライバーが家族の家へ突っ込んだ事故で消えてしまいました。マデリンの母親クリスティン・マッキーはWDBJ7にこう語っています。

「(夫に)“起きてようか”と聞いたら、彼は“いや、もう寝る”と言っていたので、私も“じゃあ私も寝るね”と言いました。それから数時間後、大きな爆発音とガラスの割れる音がして、そこからもう大混乱でした」

普段なら、衝突のあった時間、マデリンの両親はリビングルームでテレビを見ているところでしたが、あの夜は翌日のメタリカのコンサートに備えて早めに寝ることにしました。

クリスティンは「あの夜、娘が廊下を歩いてきて、瓦礫の中から私たちを見つけてくれたのは本当に運が良かった。毎日神様に感謝し、メタリカにも感謝しています。彼らが私たちの命を救ってくれたんですから」と語っています。

自宅の被害状況を確認した後、マデリンはバンドに連絡を取ろうと思い立ち、手紙を書いています。

「私の両親の命を救ってくださって、本当に感謝しています。今後のツアーがうまくいきますように。またどこかでお会いできるのを楽しみにしています」

以下はニュース映像