アイアン・メイデン　50周年記念ツアーではスマホがない時代のコンサート体験を再現したいのでファンにポケットに入れておくよう呼びかける

アイアン・メイデン（Iron Maiden）は、まもなく開始する50周年記念ツアーでは、スマートフォンがなかった時代のコンサート体験を再現することを目指しています。そのため、このツアーの観客にはスマホをポケットに入れておくように呼びかけています。

以下、声明より

「皆さんもよくご存知だと思いますが、Run For Your Lives World Tourは、スティーヴが1975年後半にバンドを結成してから50周年を記念するツアーです。これを祝して、メイデン・ファンには、『Iron Maiden』から『Fear Of The Dark』までの9枚のスタジオアルバムを網羅した非常に特別なセットリストと、これまでで最も壮大で凝ったライヴをお約束いたします。

あの時代を再現するため、メイデンは観客の皆さんに、これらの曲の多くが初めてライヴで演奏された80年代当時の雰囲気を体感してほしいと考えており、他の多くのアーティストと同様に、バンドはファンの皆さんに、コンサートを携帯電話やタブレットで過度に撮影しないように求めています。

（長年のマネージャー）ロッド・スモールウッドはこう説明しています。

“私たちは、ファンの皆さんに小さな画面越しではなく、直接ライヴを楽しんでほしいと心から願っています。最近の携帯電話の使用の増加は、ステージ上から観客の携帯電話の列を見渡すバンドメンバーだけでなく、他の観客にとっても楽しみを損なう要因ともなっています。ファンの皆さんの情熱と一体感が、私たちのライヴを特別なものにしていると実感していますが、携帯電話の過剰な使用はもはや手に負えないほどになっており、特にバンドにとって不必要に気が散るものになっています。ファンの方々がこの点を理解し、バンドや他のファンへの敬意から、携帯電話のカメラの使用を大幅に制限してくださることを願っています。

私たちは皆さんに、代わりに、その瞬間を存分に味わい、これらの名曲の一つ一つを、初めて演奏された時の精神とスタイルで、完全に積極的に楽しんでほしいと強く願っています。このライヴは私たちの音楽の祭典であるだけでなく、皆さんが目にすることになるように、私たちの長年のアート、エディ、そして私たちが皆さんのために作り上げてきたメイデンの、たくさんの世界についてのものでもあります。

ですから、バンドを尊重し、他のファンを尊重し、携帯電話を取り出すのではなく、心ゆくまで歌ってメイデン・ファミリーに加わり、最高の時間を過ごしてください！これは大したお願いではないですよね？”」