
A Fine Line Between Stupid and Clever: The Story of Spinal Tap』
映画『スパイナル・タップ(原題:This Is Spinal Tap)』の続編『Spinal Tap II: The End Continues』(米国:9月12日)の公開にあわせ、架空のヘヴィメタルバンド、
スパイナル・タップ(Spinal Tap)の全てに迫る本『A Fine Line Between Stupid and Clever: The Story of Spinal Tap』が海外で9月9日に発売されます。出版元はSimon & Schuster。
映画『スパイナル・タップ』は架空のヘヴィメタルバンド、
スパイナル・タップ(Spinal Tap)の全米ツアーに密着、当時隆盛を極めていたハードロック/ヘヴィメタル文化や音楽を痛烈に風刺したカルト的人気を誇るロック・モキュメンタリーです。
続編では、主要キャストのマイケル・マッキーン、ハリー・シーラー、クリストファー・ゲストが、それぞれスパイナル・タップのデイヴィッド・セントハビンズ、デレク・スモール、ナイジェル・タフネルを演じるために戻ってきます。監督のロブ・ライナーも架空の映画監督マーティン・ディベルギー役を再び演じます。
この本では、監督ロブ・ライナー、主要キャストのマイケル・マッキーン、ハリー・シーラー、クリストファー・ゲストが、1984年の映画制作の舞台裏や、「None more black」、「You can't dust for vomit」、「These go to eleven」などの象徴的なセリフの誕生秘話などが紹介されます。
また、ガンズ・アンド・ローゼズの
スラッシュ(Slash)、トーキング・ヘッズの
クリス・フランツ(Chris Frantz)と
ティナ・ウェイマス(Tina Weymouth)、ジューダス・プリーストの
ロブ・ハルフォード(Rob Halford)、イーグルスの
ドン・ヘンリー(Don Henley)など、実際のロックスターたちの考察や、彼らが経験した「スパイナル・タップ的瞬間」も紹介されています。
さらに、モキュメンタリー風の演出も用意されています。裏面には、文字通り「B面」と呼ばれているものが含まれており、スパイナル・タップのバンド・メンバーが、劇中の監督マーティン・ディベルギーにバンドでの生活を語るというフィクションが収録されます。