ホール&オーツ(Hall and Oates)の
ダリル・ホール(Daryl Hall)は“ヨットロック”(日本でいうAOR的な音楽)が嫌い。ポッドキャスト『Broken Record』に出演した際、「バカがふざけて作ったジョークに過ぎなかったのに、いつの間にかジャンルになってしまった。理解できない。ヨットの要素がどこにあるんだ?」と批判し、ホール&オーツがそのジャンルに分類されたのを「誤解されている」と話しています。
ダリル・ホールはこう話しています。
「全く理解できない。まず第一に、ヨット・ロックはカリフォルニアの2人のバカがふざけて作ったジョークに過ぎなかったのに、いつの間にかジャンルになってしまった。理解できないよ。ずっと理解できなかった。
ただのR&Bだよ。ジャズが少し入っているかもしれない。メロウなR&B。スムースなR&Bだ。ヨットの要素がどこにあるのか分からないよ。
人々が僕たち(ホール&オーツ)を誤解したのは、僕たちを分類できなかったから。彼らはいつもソフトロックとか、ヨットロックとか、いろいろなくだらない呼び方を考え出したけど、そのどれも、僕がやっていることを本当に表してはいない」
スティーリー・ダンのドナルド・フェイゲンも“ヨットロック”が嫌い。ドキュメンタリーのために監督がこのジャンルについてのインタビューを依頼しましたが、フェイゲンは「くたばっちまえ!」と言って電話を突然切ったという。詳しくは
こちら。