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カート・コバーンが91年にレコーディングセッションで一日だけ使用したギターが競売へ、落札予想価格は7300万円

2025/05/12 11:08掲載
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Kurt Cobain (Image credit: Michel Linssen/Redferns/Getty Images)
Kurt Cobain (Image credit: Michel Linssen/Redferns/Getty Images)
ニルヴァーナ(Nirvana)カート・コバーン(Kurt Cobain)が1991年にレコーディングセッションで一日だけ使用したギターがオークションに出品され、最大で50万ドル(約7300万円)で落札される可能性があります。

このギターは、左利き用の1989年製タカミネギター(FP360SCアコースティック・エレクトリックモデル)。1991年11月25日にオランダの北ホラント州ヒルフェルスムで行われたニルヴァーナのレコーディングセッションでカートが使用しました。ニルヴァーナは同日夜にパラディソでの公演を控えており、そのライヴ・パフォーマンス前に行われました。

ジュリアンズ・オークションズによると、バンドの機材は当日夜の公演のために既にセットアップされており、このセッションで使用されたすべての機材はレンタル機材で、このギターもその一部でした。

セッションはオランダのラジオ局VPROとVARAが主催し、ニルヴァーナはリードベリーの「Where Did You Sleep Last Night?」、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「Here She Comes Now」のカヴァー、そして後に未発表デモ「Horrified」として特定されることになる「名前のない3曲目」を演奏しました。セッションの音源は以下で聴くことができます。

このギターは、ジュリアンズ主催の「ミュージック・アイコンズ」オークションで出品される音楽機材のコレクションのひとつで、オークションは5月30日から31日にかけて開催されます。このギターの落札予想価格は30万ドルから50万ドルです。




(Image credit: Julien's)