HOME > ニュース >

ブランドX周辺での活動でも知られていたサックス奏者のジャック・ランカスター死去

2025/05/10 21:56掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Jack Lancaster
Jack Lancaster
ブロードウィン・ピッグ(Blodwyn Pig)での活躍や、ブランドX(Brand X)周辺での活動でも知られていた作曲家/サックス奏者のジャック・ランカスター(Jack Lancaster)が死去。ブランドXのSNSアカウントで発表されています。

以下、facebookアカウント「Official Brand X」より

「また一人の伝説がこの世を去りました。 ブランドX界隈でよく知られていたジャック・ランカスターが、今週初めに逝去しました。作曲家でありサックス奏者でもあったランカスターは、60年代後半にブロードウィン・ピッグを共同設立したのを皮切りに、長いキャリアを築きました。ランカスターはすぐにキーボーディストのロビン・ラムリーとコラボレーションを始め、そのセッションにはジョン・グッドソールやパーシー・ジョーンズも参加することがありました。ランカスターとラムリーは1975年に『ピーターと狼(Peter & The Wolf)』の自分たちのヴァージョンをリリースし、翌年には印象的な『Marscape』を発表しました。どちらのアルバムにも、グッドソール、ジョーンズ、(フィル)コリンズ、そしてもちろんラムリーを含むブランドXのメンバーが参加しています。ジャックはまた、ロッド・アージェント、アンソニー・フィリップス、ブライアン・イーノ、ヴァンゲリスなど、さまざまなプロジェクトにも参加しました。カリフォルニアに住んでいたジャックは、2017年にロサンゼルス近郊で行われたブランドXの最後の公演を観に来ていました。ジョンとパーシーに再会できて良かったです。彼は豊かな音楽のレガシーを残し、その陽気な存在感は確実に惜しまれることでしょう。安らかに眠ってください、ジャック」