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ハートは80年代 ライヴ中にシンクロしたダンスをやるために振付師のポーラ・アブドゥルを呼んだことがある アン・ウィルソン回想

2025/05/08 19:24掲載
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Heart / Heart
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ハート(Heart)は1980年代、レコード会社からの提案で、ライヴ中にバンドメンバーがプリンス&ザ・レヴォリューションのようなシンクロしたダンスをやる計画があったという。実際にジャネット・ジャクソンの振り付けを担当したポーラ・アブドゥル(Paula Abdul)を呼んでダンスを教えてもらおうという試みが行われたという。ハートのリードシンガー、アン・ウィルソン(Ann Wilson)が自身のポッドキャスト『After Dinner Thinks』の中で明かしています。

アブドゥルは1980年代にザ・ジャクソンズから振り付けを依頼されたことがきっかけで振付師としてのキャリアがスタート。ジャネット・ジャクソンの振り付けを担当し、その後、ポップスターとしても成功を収めました。

アンは1980年代にハートのレコード会社がアブドゥルを招き、ステージの振り付けを手がけてもらおうとしたエピソードを話しています。

「私はずっと、(パフォーマンスは)リハーサルされたものでなければならないという考えに抵抗してきた。80年代は、その考えが最も高まった時期だった。ある時、私たちがツアーに出る準備をしていたとき、レコード会社の誰かが“ポーラ・アブドゥルを呼んでダンスを教えてもらおう”という大きなアイデアを思いついた。そうすれば、私たち全員がプリンス&ザ・レヴォリューションのように、シンクロしてダンスできるだろうと考えたわけね。でも、明らかにうまくいかなかった。それが私がずっと間違っていると感じていたことの頂点だった…(振り付けは)最初から興味を失わせるものだった。もうやりたくないわよ」