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ザ・ダムドのブライアン・ジェイムス「最期の安息の地を海にしたい」 遺族はジェイムスを海底に埋葬

2025/05/06 20:27掲載
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The Damned’s Brian James, photo by Ian Dickson/Redferns
The Damned’s Brian James, photo by Ian Dickson/Redferns
3月に70歳で亡くなった、ザ・ダムド(The Damned)の創設メンバーであり、初期の中心的なソングライターであったギタリストのブライアン・ジェイムス(Brian James)。彼は生前、最期の安息の地を海にしたいと強く望んでいました。故人の意思を尊重して、遺族はジェイムスを海底に埋葬しました。水葬は英国でも珍しいという。

英The Sun紙によると、葬儀は4月28日にイングランド東サセックス州ニューへイブン沖で行われました。遺族らは船で約3時間ほど海に出た後、自宅近くの教会で小規模な追悼式を行ったそうです。

妻のミナは英The Sun紙の取材に応じて、こう話しています。

「天気は素晴らしく、海は穏やかでした。私たちは18歳の時から一緒だったので、とても感慨深かったです。海での埋葬は珍しいことですが、彼の遺言だったので、そうしなければなりませんでした」

また関係者は同紙にこう語っています。

「ブライアンは今、魚たちと共に眠っています。これは彼が亡くなる前に望んでいたことでした。彼は生前も真の独自の存在であり、その精神は死後も変わりません。パンクの精神は彼から離れることはなく、彼は最期の安息の地を海にしたいと強く望んでいました。数人の親しい人たちが船で約3時間ほど海に出て、彼の棺が海に沈められるのを見守りました」