ブラック・サバス(Black Sabbath)のオリジナル・ラインナップが再結集するオリジナル・メンバーによる最後のコンサート『Back To The Beginning』は7月5日に英バーミンガムのヴィラ・パークで開催されます。当日は
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)のソロ・ライヴも行われる予定で、これがオジーにとって最後のコンサートになるとも言われています。オジーは英国の新聞ガーディアン紙の新しいインタビューの中で、健康懸念にもかかわらず、「俺は必ず行くし、できる限りのことをする」と宣言。最後の公演に向けた準備について詳細を語っています。
オジーによると、この最後のコンサートは妻のシャロンが考えたもので「朝起きる理由を与えてくれるもの」として考案したと明かしています。
オジーはまず、こう話しています。
「俺は必ず行くし、できる限りのことをする。俺にできることは、ただ現れることだけだ」
続けて、オジーは精神的な負担を認めて、こう話しています。
「翌朝目を覚ますと、また何か別の問題が起きていることに気づく。これが一生続くのではないかと思い始めるんだ」
そして、最後の公演に向けた準備について詳細を語っています。
「ウェイトトレーニングをしたり、自転車に乗ったりしている。家には住み込みで一緒にトレーニングしてくれる人がいる。長い間動けなかったから大変だよ。仰向けに寝て何もしない生活が続くと、まず筋力が落ちる。まるで一からやり直すようなものさ。週に4日、ボイストレーナーが来てのトレーニングをしている。歩くのも大変だし、脚の血栓のせいで血圧の問題もある。ステージで2時間、ジャンプしたり走り回ったりするのに慣れているけど、今回はあまりジャンプも走り回りもしないと思う。座っているかもしれないね」
オジーは最後に、フルセットのパフォーマンスはしないとも明かしています。
「それぞれ数曲ずつ演奏する。“騙された”なんて思われたくない。つまり…なんて言えばいいかな…サンプルみたいなもので、オジーとサバスでそれぞれ数曲ずつ演奏するんだ」