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シンガー・ソングライターのジル・ソビュール死去 95年に「I Kissed a Girl」がヒット

2025/05/02 09:11掲載
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Jill Sobule - Photo Credit: Shervin Lainez
Jill Sobule - Photo Credit: Shervin Lainez
1995年のヒット曲「I Kissed a Girl」などで知られるシンガー・ソングライターのジル・ソビュール(Jill Sobule)が死去。彼女の代理人によると、5月1日の早朝、ミネアポリスにある自宅の火災により亡くなりました。66歳でした。

「I Kissed a Girl」は、ゲイをテーマにした曲として初めて米ビルボード・チャートのトップ20入りを果たした楽曲として知られています。

ジル・ソビュールは人権活動家でもありました。

彼女のマネージャー、ジョン・ポーターは声明で次のように述べています。

「ジル・ソビュールは自然の力のような存在であり、人権擁護活動家でした。彼女の音楽は私たちの文化に深く根付いています。彼女と仕事をするのは本当に楽しかったです。今日はクライアントであり友人を失いました。彼女の音楽と記憶、そしてレガシーがこれからも生き続け、多くの人々にインスピレーションを与えることを願っています」

1959年にデンバーで生まれたジル・ソビュールは、1990年にトッド・ラングレンがプロデュースしたデビューアルバム『Things Here Are Different』をリリースした。1995年にアトランティックと契約し、セルフタイトルのアルバムでヒットを飛ばしたが、ポップフォーマットは彼女の幅広いテーマやアイデア(死刑から万引き、摂食障害からMAGA運動まで)を制限した。その後、彼女はインディーズレーベルから音楽をリリース(30年に及ぶ多岐にわたるキャリアで12枚のアルバムをリリース)しつつ、演劇やテレビプロジェクトにも携わった。