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MR.BIGのエリック・マーティン 2月のアンコール来日公演を回想 「日本でのライヴを経験したことがない人は本当に損をしている」「彼らは最高の観客だよ」

2025/05/01 14:27掲載
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MR.BIG
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MR.BIGは2月にアンコール来日公演を行い、フェアウェル・ツアーが日本で閉幕しました。エリック・マーティン(Eric Martin)はフィンランドのChaoszineの新しいインタビューの中で、アンコール来日公演を振り返っています。

「実は最後の公演は2024年8月にルーマニアで行う予定だったんだ。その後、日本側から大阪と東京での2公演のオファーがあった。

さらに突然インドからもオファーがあって、そこで数公演を行った。大きなフェスティバルで、僕たちはヘッドライナーを務めた。インドには以前にも何度か公演をしたことがあるよ。

大阪公演は最高だったし、東京の武道館でライヴをした。あそこは今まで見た中で一番の満員だった。いつもは1万2千人か1万3千人くらいなんだけど、今回は後ろの席も売って、1万4千人か1万5千人くらいだったと思う。本当にすごかった。ツアーの最初の数週間にも日本で演奏したよ。先日ラジオ番組で話したんだけど、一部の人は“金儲けのためだ”と思っているかもしれない。でも違うんだ。日本のファンが最初にMR. BIGの扉を開けてくれたんだ。彼らは最高の観客だよ。他の観客を軽視するつもりはないけど、彼らは本当に最高の観客なんだ。

日本でのライヴを経験したことがない人は、本当に損をしているよ。フィンランドや南米、アメリカ、ヨーロッパの観客とは違うんだ。日本では…彼らは静かに待って、話すのをじっと待ってくれる。最初は“彼らは興味ないのかな”と思うかもしれないけど、1万5千人が静かに僕の言葉に耳を傾けているんだ。彼らは僕たちを愛してくれている。その愛を強く感じた。彼らから再び来てほしいと言われたとき、ビリー(シーン)、ポール(ギルバート)、ニック(ディヴァージリオ)と僕は、みんな興奮したよ。あれは完璧な終わり方だった。もちろん終わらなければならなかったのは辛い。続けるべきだったし、続けられたはずだ。でも、それが現実。人生ってそういうものだよね」

MR.BIGの今後の公演の可能性についてマーティンは次のように語りました。

「しないつもりだ…それが真実だよ。ビリー・シーンが“絶対にないとは言えない”とか“誰にもわからない”と言っているのを聞いたことがある。彼のインタビューをあまり聞かないんだけど。もしかしたらワイナリー・ドッグスの再結成ツアーの後、彼らがいつか最後のコンサートをやるときに、もし僕たちがまだ元気でいられたら、またMR.BIGのツアーをやるかもしれない。みんながまだ僕たちを歓迎してくれることを願っているよ。」