なぜイングヴェイ・マルムスティーンはライヴ中にあれほど頻繁にギターピックを観客に投げるのか？　本人が理由を語る

なぜイングヴェイ・マルムスティーン（Yngwie Malmsteen）はライヴ中に、あれほど頻繁にギターピックを観客に投げるのか？　イングヴェイはEonmusicの最近のインタビューの中で、そこには技術的な理由があると明かしています。

「必要に迫られて始まったんだ。低音弦を弾くとピックに小さな傷がつく。それで、例えば2弦、3弦、4弦、5弦、6弦のアルペジオを弾こうとすると、摩擦が生じる可能性がある。だから、まったく新しいピックを使いたいし、そういうのを弾くときはピックを投げ捨てているんだ」

イングヴェイはさらに、ピックの色も意図的な選択だと説明しています。

「俺が使っているピックはジム・ダンロップのものだ。何年も前に“白く作ってほしい。そうすれば人々が気づくから”と頼んだ。必要に迫られてそうしたし、それがライヴの一部にもなっている。ピックに傷があるのは好きじゃないから、ダメになったらすぐに捨てるか、蹴り飛ばすかするんだよ。

だから、ただのバカげたことじゃないんだ。まあ、ちょっとしたギミックみたいなものかもしれないけど、速いものを弾くときには新しいピックが必要だから、そうしているんだよ」