復活した
スレイヤー(Slayer)ですが、
ケリー・キング(Kerry King)はブラジルのYouTubeチャンネル「Cucamonga」の新しいインタビューの中で、
トム・アラヤ(Tom Araya)との関係は「クール」だが親密ではないと明かし、「彼は全く違う人間になった。バンドを始めた頃の彼とは違う」と語っています。また、トム・アラヤがなぜスレイヤーを解散させたのかについては
ジェフ・ハンネマン(Jeff Hanneman)の早すぎる死が大きな影響を与えたとも語っています。
「ジェフの死は、俺よりもトムに重くのしかかったと思う。友情の観点から言っているわけじゃない。単に俺が受け止めた衝撃がトムほどひどくなかっただけだ。もちろんひどいことだったし、誰もそんなことが起こるのを望んでいなかったけど、本当にトムには重くのしかかったんだと思う。それが彼が俺よりも早く引退したいと思った理由だと思う。彼はバンドが変わってしまったと感じていたんだろうね。
でも、突然トムが去年(スレイヤーの)ライヴをやりたいと言い出して、俺は“俺はライヴをやめたかったわけじゃないから、じゃあ、やってみよう”と思ったんだよ。
スレイヤーの初期の頃と同じように、(トムと俺は)電話で話さない。メールもほとんど送らないしね。
40年間一緒にいるが、彼は全く違う人間になってしまった。バンドを始めた頃の彼とは違う。(俺との)個人的な関係ではなく、彼自身が変わったんだ。俺は基本的に20代の頃とあまり変わっていない。トムのことは好きだよ。俺たちは仲が良い。去年、スレイヤーの再結成コンサートのリハーサルのために集まったけど、変な感じはしなかった。シカゴのRiot FestとサクラメントのAftershockフェスティバルの2公演をやった。彼はすごく嬉しそうだった。2回目の公演の後、一緒に集まって一杯飲んだ。彼はテキーラを飲むし、俺もテキーラが大好きだからね。2人ともそれを飲んだよ」