ペル・ウブのフロントマン　デヴィッド・トーマス死去

米ポストパンク・バンド、ペル・ウブ（Pere Ubu）のフロントマンであるデヴィッド・トーマス（David Thomas）が死去。ペル・ウブのSNSアカウントにて、トーマスが長年の病気の末、4月23日に亡くなったことが発表されています。71歳でした。

以下、声明より

「デヴィッド・トーマス、1953年6月14日 - 2025年4月23日。

デヴィッド・リン・トーマス（Pere Ubu、Rocket From The Tombs、および複数のソロプロジェクトのリードシンガー）が、長年の病気の末に亡くなりました。

2025年4月23日（水）、彼は故郷のブライトン・アンド・ホヴで、妻と最年少の継娘に見守られながら息を引き取りました。ラジオではMC5の曲が流れていました。彼は最終的に、ペンシルベニア州の故郷の農場に戻される予定で、彼自身が“納屋に放り込んでほしい”と主張していた場所に埋葬されます。

デヴィッド・トーマスと彼のバンドは、新しいアルバムのレコーディングを進めていました。彼はこれが最後の作品になることを知っていました。私たちは、彼の最後の音楽を皆さんに届けるため、新アルバムのミックスと最終調整を継続する努力を惜しみません。それ以外にも、彼は公式のbandcampページを通じてライヴのテープをすべてカタログ化する作業を続けるよう指示を残しました。彼の自伝はほぼ完成しており、私たちは彼のためにそれを完成させます。ペル・ウブのPatreonはcommunexが運営するコミュニティとして継続されます。

最後に、彼自身の言葉をお伝えします。彼がどんな人物だったかを私たちよりもよく表しています。

“俺の名前はデヴィッド・ファッキング・トーマス...世界最高のロックンロールバンドのリードシンガーだ”
(フリゴ・ドキュメンタリー)

ペル・ウブ、永遠に」