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リトル・リヴァー・バンドの創設メンバー ベーシストのロジャー・マクラクラン死去

2025/04/18 12:22掲載
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Roger McLachlan
Roger McLachlan
リトル・リヴァー・バンド(Little River Band)の創設メンバーでベーシストのロジャー・マクラクラン(Roger McLachlan)が死去。膵がんのため亡くなったことを、マクラクランのバンド、レイト・フォー・ブレックファストのフロントマンであるマイケル・オリファントが確認しています。71歳でした。

ロジャー・マクラクランは1954年ニュージーランドで生まれる。音楽一家に生まれた彼は、幼少期からウクレレを演奏していた。1974年のミュージカル『Godspell』のツアー公演に参加するためオーストラリアに移住した。その後、メンバーたちと出会い、リトル・リヴァー・バンドを結成する。

マクラクランは、リトル・リヴァー・バンドの最初の2枚のアルバム『Little River Band』(1975年)と『After Hours』(1976年)に参加した。彼のベースは、ヒット曲「It's a Long Way There」「Curiosity (Killed The Cat)」「Emma」「Everyday of My Life」を特徴付けている。「It's a Long Way There」は1976年に米国で31位を記録し、リトル・リヴァー・バンドの最初のヒット曲となった。マクラクランは1976年に脱退した。

脱退後、彼はメルボルンのバンド、スターズに参加。その後、オーストラリアを代表する国民的歌手ジョン・ファーナムや、オーストラリアの人気ポップ系シンガーソングライターのメリル・ベインブリッジなどの楽曲でベースを演奏した。