フリートウッド・マックのスティーヴィー・ニックス、14年ぶりの新オリジナル・ソロ・アルバムを制作中

フリートウッド・マック（Fleetwood Mac）のスティーヴィー・ニックス（Stevie Nicks）は現在、14年ぶりの新オリジナル・ソロ・アルバムを制作していることを明かしています。

ニックスは、ライブ音楽業界の成功を称える＜Pollstar Music Awards＞でポラスター・ホール・オブ・フェイムに選出された際の受賞スピーチで、こう発言しています。

「実は今、アルバムを作っているのよ。

私はこれを『ゴースト・レコード』と呼んでいます。これは本当に、ここ数週間で突然生まれたものなんです。あの山火事のせいで、92日間ホテルに閉じ込められていて、その最後の頃に、ふと思ったんです。“なんだかツアー中みたい。でもライヴはないんだ”と。他の皆は家で後片付けとかやってるのに、私だけがここに一人で座っている。それで“仕事に戻らなきゃ”って思ったのよ。そして、そうしました。

できたのは7曲。これらは自伝的な実話で、おそらく人生で初めて、何も隠さずに書いた曲よ。誰のことを歌っているんだろうって思うけど結局よく分からない、そんな、ふわふわした曲じゃない。私の記憶の中の、素晴らしい男たちについての本当の物語よ！」

ニックスは2014年に『24 Karat Gold: Songs from the Vault』というソロ・アルバムをリリースしていますが、このアルバムには、ニックスが主に1969年から1987年の間に録音したデモの新ヴァージョンが収録されています。新曲で構成されたオリジナル・ソロ・アルバムのリリースは2011年の『In Your Dreams』以来です