
Burton C. Bell - Erica Vincent Photos
1990年代半ばに
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)のサポート・アクトを務めたが、オジーのファンからは嫌われて物を投げつけられたという、
フィア・ファクトリー(Fear Factory)。しかし、投げつけられたのは小銭。元フロントマンの
バートン・C・ベル(Burton C. Bell)は、その小銭を集めてビールを買ったから「無駄じゃなかった。たくさん唾を吐きかけられたけどな」と、ポッドキャスト『Everblack Podcast』の新しいインタビューの中で振り返っています。
「フィアー・ファクトリーは、オジーの『Retirement Sucks』ツアーでオープニングを務めていた。確か96年頃だったかな。
アメリカとヨーロッパを三カ月かけて回ったんだけど、ヨーロッパは、マジでキツかった。オープニング・アクトは俺たちだけで、ヨーロッパの客はみんな、俺たちなんて見たくなかったんだ。みんなオジーを見に来ただけだった。彼らは本当にただ立っているだけで、俺たちを見ていた。
俺たちのライヴが終わるたびに、彼らはコインを投げつけてきた。ビールが買えるくらいの小銭は集まったから、無駄じゃなかった。たくさん唾を吐きかけられたけどな」
しかし、悪いことばかりではなかったという。ベルはまた、ブラック・サバスが演奏するステージの脇で、レジェンド2人と肩を並べていたことを回想しています。
「ヘンリー・ロリンズがそこにいて、俺は背の高い男の隣に立っていた。見上げたら、“ブライアン・メイじゃねえか!マジかよ!”と驚いたよ」