
Zak Starkey (Image credit: ANNA KURTH/AFP via Getty Images)
英デイリー・ミラー紙によると、
ザ・フー(The Who)は、長年にわたってツアー・ドラマーを務めていた
ザック・スターキー(Zak Starkey)と袂を分かつことを決めました。同紙は、この別れが「控えめに言っても、やや険悪なものであった」と伝えており、ザ・フーが解雇したと報じています。
ザック・スターキーはリンゴ・スターの息子で、1996年以降、29年間にわたってザ・フーのドラムを担当してきました。
ザ・フーの広報担当者はデイリー・ミラー紙にこう語っています。
「バンドはロイヤル・アルバート・ホールでの公演を最後にザックと別れることを全員一致で決めました。バンドは彼に対して尊敬の念しかなく、今後の彼の成功を心から願っています」
同紙は、情報筋の話として、この決定はザックを動揺させたと伝えており、ある関係者はこの別れが「控えめに言っても、やや険悪なものであった」と語ったと報じています。
ロイヤル・アルバート・ホールでの公演はティーンエイジ・キャンサー・トラストのチャリティ・コンサートで、3月末に行われました。
同紙によると、バンドはドラムの演奏の質に満足していないという噂もあったという。
ザックは2004年から2009年にかけてはオアシスのドラマーも務めました。また、マントラ・オブ・ザ・コスモスのメンバーでもあります。
ザックは2025年1月に右足に血栓(血液が固まってできた血の塊)が見つかり、マントラ・オブ・ザ・コスモスのライヴがキャンセルとなることがありました。