20年以上も確執が続いていたという2人のポップスター、
マドンナ(Madonna)と
エルトン・ジョン(Elton John)が和解。長年の確執にピリオドを打ったことを記念して、抱擁を交わす2人を撮影した2ショット写真も公開されています。
先週末、エルトン・ジョンがブランディ・カーライルと共に米TV番組『サタデー・ナイト・ライブ』に出演しました。出演することを耳にしたマドンナは、この番組を観覧することを決め、その楽屋で和解したという。
「ついに和解したわ!」とSNSに投稿したマドンナ。こう続けています。
「高校生の時に彼のパフォーマンスを観たことが、私の人生を大きく変えた。私はいつも自分が部外者のように感じて育ってきたけど、彼がステージでパフォーマンスする姿を見て、人と違っていてもいい、目立ってもいい、人があまり通らない道を選んでもいいんだと理解することができた」
「何十年にもわたって、とても尊敬していた人が、アーティストとしての私に対する嫌悪感を公にしていたことを知って、私は傷ついた。私には理解できなかった。エルトン・ジョンがSNLのミュージカルゲストだと聞いて、私は行ってみることにした。楽屋に行って彼と向き合いたかったのよ。彼に会うなり、彼が最初に口にしたのは“許してくれ”という言葉だった。そして、私たちの間にあった壁が取り払われた。それから彼は、私のために曲を書いて、コラボレーションしたいと言ってくれたのよ」
20年以上も確執が続いていたという2人ですが、そのほとんどはエルトン側からのものでした。エルトンは、マドンナが手がけた映画『007/ダイ・アナザー・デイ』のテーマソングを「史上最低のボンドソング」と呼び、2004年の<Qアワード>ではマドンナの口パクを非難し、2012年には彼女の振る舞いを「遊園地のストリッパー」のようだと発言したりしていました。