スマッシング・パンプキンズ(The Smashing Pumpkins) の
ビリー・コーガン(Billy Corgan / William Patrick Corgan) 語る。「ゴスの世界ではセックスはしない。ただ黒い窓から黒い太陽を見つめるだけだ」。「人生を変えた曲」はメタリカ、「泣ける曲」はピンク・フロイド、カラオケで自分の曲を歌って…、自分の葬式で流してほしい曲など。英ガーディアン紙の企画より
■泣ける曲
「僕は幸運にも、ピンク・フロイドが殿堂入りした際、ロジャー・ウォーターズとチャリティー・コンサートで“Wish You Were Here”を演奏する機会に恵まれた。この曲は、他のほとんどの曲とは違う形で僕の心に語りかけてくれる。彼らと一緒に演奏する喜びは、言葉では言い表せないよ」
VIDEO
■カラオケで歌う曲
「最後にカラオケで歌ったのは、スマッシング・パンプキンズの“Zero”だった。自分の曲を歌うのは面白いと思ったんだけど、歌っているうちに、まるで5万人の観客の前にステージで歌っているかのようなパフォーマンスになってしまい、だんだん面白くなくなってしまったよ」
VIDEO
■もう聴きたくない曲
「父は音楽家だったので、僕は幼い頃から音楽にどっぷり浸り、音楽に対して非常に強い意見を持っていた。ブレッドの“Baby I'm-A Want You”を聴くと、70年代に車の後部座席に閉じ込められていた時のことを思い出させる。ヨットロックが嫌いで、クイーンやエルトン・ジョンを聴きたくて、皆を殺したくなったことを思い出す」
VIDEO
■なぜか歌詞をすべて知っている曲
「僕は歌詞を気にするタイプではない。妻は歌詞をすべて知っているので、いつも驚かされている。。彼女がフェイセズの“Stay With Me”やエルトン・ジョンの“Tiny Dancer”を歌っているのを、僕はただただ驚きながら聴いている。今では娘にも同じ才能が備わっている。娘はどんな曲でも一緒に歌うんだ」
■密かに好きな曲
「スーパーでケイティ・ペリーの“Roar”を耳にすると“いい曲だ”と思う。パーティーに出席したとき、ケイティと彼女の夫は、僕の妻を乳母と間違えたことがあった。妻が子供たちの世話をしていたので、乳母と間違えたんだ」
VIDEO
■セックスに最適な曲
「ゴスの世界ではセックスはしない。ただ黒い窓から黒い太陽を見つめているだけ」
■私の人生を変えた曲
「メタリカの“Fade to Black”は、10代の頃に辛い時期を過ごしていた僕に音楽の力を教えてくれた。本当に落ち込んでいる時、音楽は本当に人生を救ってくれる」
VIDEO
■自分の葬式で流してほしい曲
「僕は死後に苦言を呈するつもりで、おそらく自分の曲を選ぶだろう。“僕がここにいる間に、もっと僕のことを気にかけてくれていたらよかったのに”とね。もし君が僕の死を悼んでくれるなら、スマッシング・パンプキンズのアルバム『Adore』に収録されている“To Sheila”がいいと思うよ」
VIDEO