
Paul Simon - photo by Mark Seliger
ポール・サイモン(Paul Simon)は重度の聴力低下を患い、ライヴ・パフォーマンスは難しいとも言われていましたが、ツアー活動を再開させました。2018年~2019年ツアー以来となる新しいツアー『A Quiet Celebration Tour』が4月4日にニューオーリンズで開幕しました。
サイモンは2023年に『Seven Psalms』をリリースした後、聴力の低下のためライヴ・パフォーマンスを行うことができないと語っていましたが、2024年には聴力がいくらか回復し、再びいくつかのライヴを行うことを望んでいると述べていました。
ツアーを行うにあたり、サイモンは難聴を治療するスタンフォード・イニシアティブと協力し、ステージ上のモニターを特定の方法で再配置するなど、可能なかぎりの対策を施し、また、音響効果に最適な小規模な会場で開催することを選んでいます。
初日公演では、最新アルバム『Seven Psalms』からの楽曲で始まる19曲を披露しました。サイモンはステージ上で観客に「私も皆さんと同じくらい興奮しています。皆さんの方が私よりも緊張していないでしょう」と話しかけています。
当日のファン撮影の映像あり