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ドン・ドッケン 2023年アルバム『Heaven Comes Down』がドッケンにとって最後のアルバムになるだろうと語る

2025/04/04 13:31掲載
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DON DOKKEN
DON DOKKEN
ドッケン(Dokken)ドン・ドッケン(Don Dokken)は、2023年発売のアルバム『Heaven Comes Down』がドッケンにとって最後のアルバムになるだろうと語っています。「音楽を作り続けたい気持ちはあるが、右手が麻痺しているからそれはできない。もうギターは弾けないんだ…」と、Laughingmonkeymusicの最近のインタビューの中で語っています。EPの可能性を残しており、EPにはジョージ・リンチ(George Lynch)が参加する可能性もあるという。

「おそらくもうアルバムは作らないだろう。残念なことだが、もうアルバムは作れない。(2023年アルバム)『Heaven Comes Down』はおそらく最後のアルバムになるだろう。音楽を作り続けたい気持ちはあるが、右手が麻痺しているからそれはできない。もうギターは弾けないんだ…。幸いにも、このアルバムで録音した多くの曲は2年前から始めていたものだった。とにかく時間がたくさんあった。腕が麻痺する前はスタジオに行って、歌ったり、ギターを弾いたりしていたが、調子のいい日も悪い日もあった。(中略)俺は13枚のアルバムを作ってきたが、綿菓子のように次々と生み出してきたわけではないんだ」

これまでに発表されていない曲をまとめて1枚のアルバムとしてリリースできるような未発表曲はないかと尋ねられたドンは、こう続けています。

「『Heaven Comes Down』のために書いた3曲がある。とても気に入っていた。それらの曲では俺がギターを弾いていた。手が使えなくなる前のことだから、ちょっとクールだったよ。でも、レコード会社は、それらの曲が暗すぎると思ったんだ。暗いってどういう意味なのかわからないけど。それで、それらの曲は保留になった。だから、その3曲は保管されている。ジョン(レヴィン/ドッケンのギタリスト)も、2曲ほど保留にしている曲がある。だから、まあ、あるにはあるけど、多くはないんだ」

新しいEPとしてリリースするのはどうでしょうか?と尋ねられたドンは、こう続けています。

「面白いことを言うね。俺は(元ドッケンのギタリストのジョージ)リンチと話していたんだ。彼はスペシャル・ゲストとして俺らと一緒にいくつかのライヴで演奏しているんだけど、彼はステージに上がって、ライヴの最後に2、3、4曲演奏してくれている。彼は“本当に、もう1枚アルバムを作らないのか?”と聞いてきた。俺は“いや、本当に無理なんだ。限界なんだ”と答えると、彼は“もし俺が歌詞を書けるような曲のアイデアをいくつか出してくれたら、やってみてもいいよ”。おそらくそれはEPになるだろうね」