
Black Sabbath - Image: © Chris Walter/WireImage - Getty
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)の妻でありマネージャーでもあるシャロンは、
ブラック・サバス(Black Sabbath)で、ABBAのアバター・コンサート『ABBA Voyage』のようなヴァーチャル・プロジェクトを行うことに前向きな姿勢を見せています。
英Metal Hammerの新しいインタビューの中で、ブラック・サバスで『ABBA Voyage』のようなショーを検討するかと尋ねられ、こう話しています。
「もちろん検討するわよ。テクノロジーはどんどん進化している。今も信じられないようなことができるから、5年後にはさらにすごいことができるようになるはず。どんなチャンスがあるかわからないわよ」
ブラック・サバスのオリジナル・ラインナップが再結集するオリジナル・メンバーによる最後のコンサート『Back To The Beginning』が7月5日に英バーミンガムのヴィラ・パークで開催されます。
シャロンは、個人的に確執のあったドラマーの
ビル・ワード(Bill Ward)の参加を喜んでいます。
「ビルはオジーと共演する時はいつも素晴らしい。私はいつも、彼ら4人の間には目に見えない絆があると言っている。彼がそこにいるのは素晴らしいことよ。私はあなたたちに嘘はつかない。私たちが親友だと言うつもりもない。私たちは違う。私たちはとても異なる人間。でも、私はビルのことをとても尊敬している。彼がバンドのために、ファンのために来てくれることにとても感謝しています」
この最後のコンサートではメタリカ、スレイヤー、パンテラ、アンスラックス、ガンズ・アンド・ローゼズ、トゥールなど多数のバンド/アーティストがサポートを務めます。さらにこの公演には、スラッシュ、ダフ・マッケイガン、ビリー・コーガン、ジェイク・E・リー、K・K・ダウニング、ウルフギャング・ヴァン・ヘイレン、トム・モレロなどのスターが参加する「スーパーグループ」によるパフォーマンスも行われる予定です。
オジーは、多くの友人たちが参加してくれることに「圧倒されるほどの」感動を覚えているという。シャロンはこう語っています。
「オジーはとても興奮していて、サバスのメンバーや仲間たちが皆駆けつけてくれることに、圧倒されるほど、とても感激しています。ファンに“ありがとう”を言う機会がなかったことを彼はとても後悔していたので、これはファンに別れを告げる完璧な方法なのです。彼のキャリアはこうして終わるべきだと感じています。
あそこにいるミュージシャン全員にとって素晴らしい日になるでしょう。全員が仲間なのだから。誰もが正しい理由でそこにいます。彼らは皆、自分がしていることを愛し、音楽を愛しているのです」