
Johnny Mathis - Getty Images
半世紀以上に渡り、米国を代表するポップ・シンガーとして活躍する
ジョニー・マティス(Johnny Mathis/89歳)が加齢と記憶力の低下により、ライヴ・パフォーマンスからの引退を発表しました。
マティスは、1956年にセルフタイトルのデビューアルバムをリリースして以来、精力的にツアーを続けており、最も息の長いコンサート・パフォーマーの一人でした。マティスは1958年に初めてのシングル「ワンダフル! ワンダフル!」が大ヒットを記録。代表作に「恋のチャンス」、「ミスティ」などがあり、デニース・ウィリアムスとの「涙のデュエット」、ディオンヌ・ワーウィックとの「フレンズ・イン・ラヴ」、レイ・チャールズとの「虹のかなたに」など、デュエット曲のヒットも数多くあります。
以下、SNSで発表された声明より
「すでにご存知の方も多いと思いますが、ジョニー・マティスは今年90歳の誕生日を迎えます。誠に残念ではありますが、加齢と記憶力の低下により、ツアーおよびライヴ・コンサートからの引退を発表いたします。
ジョニー・マティスとスタッフ一同は、世界中のマティス・ファンの皆さまが、これまで彼への変わらぬ愛情と音楽への支援を続けてくださったことに心からの感謝を申し上げます。本当に“ワンダフル、ワンダフル”でした」
声明によると、マティスは今後数回の公演を予定しており、最後のコンサートは5月18日にニュージャージー州エンゲルウッドのバーガン・パフォーミング・アーツ・センターで行う予定です。