メガデス(Megadeth) の
デイヴ・ムステイン(Dave Mustaine) は、1990年代後半から2000年代初頭にかけて人気を博したニュー・メタル (Nu Metal) が嫌い。Lifeminuteの新しいインタビューの中で、そのジャンルが「消え去ってくれて嬉しい」と語る。最大の不満は、そのジャンルを代表するギタリストたちが「ソロを弾けなかった」ことだとも語っています。
「2000年頃、ニュー・メタルと呼ばれていたバンドがいたが、彼らはソロを演奏しなかった。なぜソロをやらなかったのか? ソロができなかったんだ。そのジャンルが消え去ってくれて本当に良かった。みんながソロのやり方を学び始めたからね。
もしニュー・メタル・バンドにいたのなら、おそらく“Johnny B. Goode”を演奏することさえ難しいだろう。だから、それがなくなってくれてよかったよ」
ムステインがニュー・メタルを批判するのはこれが初めてではなく、2022年には米ラジオ局WSOU 89.5 FMで同様のコメントをしています。
「特にニューメタルの時代だけど、ツアーに連れて行かざるを得なかったバンドのことをどれだけ笑ったことか。ソロ演奏もろくにできないようなバンドばかりだった」
2011年には英メタル・ハンマー誌で、ニュー・メタルの終焉を祝っていました。
「最近では、ニュー・メタルのことを覚えている人は誰もいない(と微笑み)、あれほどクソみたいなものはなかった。ギターソロもなかった。みんな足首までズボンを下げて演奏していたんだ」
ムステインはまた、Lifeminuteの新しいインタビューの中で、ピンク・フロイドの
デヴィッド・ギルモア(David Gilmour) を称賛しています。
「俺が好きなギタリストの一人は、ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアだ。彼は、今時のギタリストが12の音でできることよりも、たった1つの音で多くのことを表現できる。そして、それはまさにフィーリングの問題なんだ。ギターは触れるものだから、自分の精神や魂の延長であり、それをどう響かせるかということなんだ」
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