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「ロックンロールの母」シスター・ロゼッタ・サープの伝記映画『Rosetta』制作中 ロゼッタ・サープ役はリゾ

2025/03/25 11:50掲載
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Sister Rosetta Tharpe, Lizzo - Chris Ware/Keystone Features; Noam Galai/Getty Images
Sister Rosetta Tharpe, Lizzo - Chris Ware/Keystone Features; Noam Galai/Getty Images
「ロックンロールの母」とも称される、ロックンロールのパイオニアのひとり、シスター・ロゼッタ・サープ(Sister Rosetta Tharpe)の生涯を描く伝記映画『Rosetta』が制作中。ロゼッタ・サープ役は、歌手/ラッパー/俳優のリゾ(Lizzo)。リゾは本作のプロデューサーも務めます。

シスター・ロゼッタ・サープは、スピリチュアルな歌詞をリズミカルな伴奏にのせた演奏で世界を変えたロックンロールのパイオニアで、リトル・リチャードやチャック・ベリー、エルヴィス・プレスリー、ジェリー・リー・ルイスなど、ロックンロールを代表するアーティストたちにも大きな影響を与えました。

伝記映画『Rosetta』の製作はアマゾンMGMスタジオ。脚本はナタリー・チャイデス(『フライト・アテンダント』)とクイン・ペリー(『Tigerbelles』)。監督はまだ決まっていません。

映画『Rosetta』では、ロゼッタ・サープが、どのようにして「ロックンロールのゴッドマザー」として知られるようになり、エルヴィス、チャック・ベリー、リトル・リチャード、ジョニー・キャッシュなど多くのミュージシャンに影響を与えたかを描きます。

現在開発中のこのプロジェクトの初期の説明によると、この映画は「彼女の人生における重要な時期、すなわち、画期的な革新、反抗的な情熱、そして秘密の愛の時期を捉えたものである。彼女は独特なギターサウンドで音楽の境界線を打ち破り、社会的な制約を乗り越え、他の女性への愛を隠し、そして最終的に結婚式を史上最も伝説的なコンサート、すなわち初のスタジアムショーへと変貌させた」と説明されています。

リゾが映画で主役を務めるのは今回が初めてですが、2019年の映画『ハスラーズ』に出演し、アニメ映画『アグリー・ドールズ』では声の出演を果たしています。

ロゼッタ・サープは、バズ・ラーマン監督の映画『エルヴィス』にも登場しました。この映画ではヨラことヨランダ・クォーティがロゼッタ・サープ役を演じています。