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元トラフィックのデイヴ・メイスン ブルース・アルバム『A Shade of Blues』全曲公開

2025/03/21 00:51掲載
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Dave Mason / A Shade of Blues
Dave Mason / A Shade of Blues
トラフィック(Traffic)での活躍でも知られるギタリスト/シンガーソングライターのデイヴ・メイスン(Dave Mason)。新ソロ・アルバム『A Shade of Blues』がストリーミング配信開始。YouTubeほかで聴けます。





アルバムは海外で3月21日発売。リリース元は自身のレーベルであるBarham Records。

スタジオ・アルバムのリリースは2020年の『Alone Together, Again』以来。通算21作目。

メイスンは新作で自身のブルースのルーツを深く掘り下げています。10年以上の歳月をかけて構想・制作されたこのブルース色の濃いアルバムには、ジョー・ボナマッサ(Joe Bonamassa)マイケル・マクドナルド(Michael McDonald)マイク・フィニガン(Mike Finnigan)ウォーレン・ヒル(Warren Hill)など、豪華なゲストアーティストも参加しています。

旧知の友人や新たなコラボレーターとレコーディングされたこのアルバムには、ジョー・ボナマッサをフィーチャーした伝統的な8小節のブルース「Use It, Or Lose It」や、エルモア・ジェームス「Dust My Blues」の生々しい即興ジャムなど、際立った瞬間がいくつかあります。また、このアルバムには、マイケル・マクドナルドがハーモニー・ヴォーカル、ピアノ、オルガンで参加した「It’s Just You And Me」や、アルバート・キングへのトリビュートとして「Born Under a Bad Sign」を熱のこもった演奏でカヴァーしたヴァージョンも収録されています。さらにトラフィック時代の名曲「Dear Mr Fantasy」「The Low Spark Of High Heeled Boys」の再録も含まれています。

メイスンはGoldmine Magazineのインタビューの中で、こう話しています。

「僕のギター演奏は常にブルースから影響を受けている。このアルバムは、そのスタイルにやや重点を置いたものですが、完全にブルースというわけではありません。それが『A Shade of Blues』というタイトルにした理由です。

イギリスでは、ラジオで人種ごとにチャンネルが分かれていなかった。僕たちはジャズ、ソウル、R&B、カントリーなど、あらゆる音楽を聴いて育った。ブルースはシンプルな音楽ですが、そのフィーリングが長きにわたってブルースを生き続けさせてきたたのです」

以下は以前に公開された映像

ジョー・ボナマッサをフィーチャーした「Dear Mr. Fantasy」のミュージックビデオ
■『A Shade of Blues』

1) Use It, Or Lose It

2) Come Home In My Kitchen

3) It's Just You and Me

4) Cocaine Blues

5) The Low Spark of High Heeled Boys

6) Born Under a Bad Sign

7) Dust My Blues

8) Dear Mr. Fantasy

9) Just Another Fool In Love

10) El Toro

11) Good To You