旧知の友人や新たなコラボレーターとレコーディングされたこのアルバムには、ジョー・ボナマッサをフィーチャーした伝統的な8小節のブルース「Use It, Or Lose It」や、エルモア・ジェームス「Dust My Blues」の生々しい即興ジャムなど、際立った瞬間がいくつかあります。また、このアルバムには、マイケル・マクドナルドがハーモニー・ヴォーカル、ピアノ、オルガンで参加した「It’s Just You And Me」や、アルバート・キングへのトリビュートとして「Born Under a Bad Sign」を熱のこもった演奏でカヴァーしたヴァージョンも収録されています。さらにトラフィック時代の名曲「Dear Mr Fantasy」「The Low Spark Of High Heeled Boys」の再録も含まれています。
メイスンはGoldmine Magazineのインタビューの中で、こう話しています。
「僕のギター演奏は常にブルースから影響を受けている。このアルバムは、そのスタイルにやや重点を置いたものですが、完全にブルースというわけではありません。それが『A Shade of Blues』というタイトルにした理由です。