カルロス・サンタナ(Carlos Santana) は2007年に、プロデューサー/ドラマーの
ナラダ・マイケル・ウォルデン(Narada Michael Walden) 率いるバンドと
マイケル・ジャクソン(Michael Jackson) 「Stranger In Moscow」のインストゥルメンタル・カヴァーをライヴ演奏しました。この時のライヴ音源がオフィシャルで初公開。ミュージックビデオが公開されています。このカヴァーライヴ音源はサンタナの未発表音源も含んだ回顧録アルバム『Sentient』にも収録されます。
サンタナはこの録音について、こう話しています。
「ナラダは、僕がこの曲のことを気に入っていることを知っていたので、彼のバンドと共にアレンジしてくれたんだ。僕はそこに現れて、リハーサルなしで演奏した。基本的にはギターで歌っている。マイケル・ジャクソンを思い浮かべながら、彼ならどうするか考えながらね。かなりうまくいったと思う。マイケルがどこにいようとも、これを聴いたら微笑んで“それだよ”と言ってくれたと思うよ」
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アルバムは海外で3月28日発売。リリース元はCandid Records。
アルバムには
マイケル・ジャクソン(Michael Jackson) 、スモーキー・ロビンソン、マイルス・デイヴィス、パオロ・ルスティケッリ、ダリル“D.M.C.”マクダニエルズ、シンディ・ブラックマン・サンタナとのコラボレーション曲も収録されており、全11曲のうち3曲は未発表音源です。
1つは、
スモーキー・ロビンソン(Smokey Robinson) と組んだ「Please Don’t Take Your Love」の別テイク・ヴァージョン。オリジナル・ヴァージョンは、2009年のロビンソンのアルバム『Time Flies When You're Having Fun』に収録されています。『Sentient』ヴァージョンは最初にレコーディングしたヴァージョンだという。
2つは今回のマイケル・ジャクソン「Stranger In Moscow」のインストゥルメンタル・カヴァー。
そして、3つ目は、サンタナと
マイルス・デイヴィス(Miles Davis) のコラボレーションが実現した「Get On」で、3月17日に初めて正式にリリースされます。この曲は、著名な作曲家パオロ・ルスティケッリが1996年に発表したアルバム『Mystic Man』に収録されたジャズ・グルーヴの傑作。
以下は以前に公開された映像・音源
「Please Don't Take Your Love (Sentient Version)」
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アルバム・トレーラー映像
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