
Iron Maiden in concert in December 2024 (c) John McMurtrie
アイアン・メイデン(Iron Maiden)のオフィシャル長編ドキュメンタリー映画の制作が決定。バンドの50周年記念に合わせて、2025年秋に世界中の映画館で上映される予定です。製作はユニバーサル・ピクチャーズ・コンテンツ・グループ。
まだタイトル未定の本作は、アイアン・メイデンの50年にわたる歴史を、バンドと彼らの最も熱心な信奉者たちの双方の視点から描いた感動的な旅です。長年の熱狂的なファンから、スペイン人俳優ハビエル・バルデム、メタリカの
ラーズ・ウルリッヒ(Lars Ulrich)、キッスの
ジーン・シモンズ(Gene Simmons)といった映画界や音楽界の著名人まで、さまざまな人々が登場します。
また、このドキュメンタリーには、昨年亡くなった元ヴォーカリストの
ポール・ディアノ(Paul Di'Anno)の最後のインタビューも含めて、バンドの主要メンバーの独占インタビューも収録される予定です。
貴重なアーカイブ映像や、バンドの伝説的なマスコット「エディ」の新作アニメーションも登場するこの映画は、アイアン・メイデンの幅広い影響力と、バンドと世界中に広がるファンとの強いつながりを浮き彫りにする独自な視覚体験を提供します。
また、この映画では、アイアン・メイデンが形成に貢献した文化的ムーブメントや、音楽とファン文化の両方における彼らの不朽のレガシーにも迫り、ロックやヘヴィメタルの持つ、より広範な意義についての一般的な認識にも疑問を投げかけます。
監督はマルコム・ヴェンヴィル(『チャーチルと戦争』)。
アイアン・メイデンのマネージャーであるロッド・スモールウッドは次のように語っています。
「ユニバーサル・ピクチャーズ・コンテンツ・グループが、アイアン・メイデンの独特なストーリーを世界に発信することを選択したことを誇りに思います。私たちはバンド、ファン、音楽仲間たちへの無制限のアクセスを彼らに許可しました。音楽ファンだけでなく、45年前に最初のレコードがリリースされて以来、英国最大の音楽輸出商品の一つとなり、その地位を維持している不屈のバンドの物語を愛するすべての人々を魅了してくれるものと信じています」