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リトル・フィート 13年ぶりの新オリジナル・アルバム『Strike Up the Band』発売 新曲MVあり

2025/03/14 18:49掲載
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Little Feat - Photo Credit: Fletcher Moore
Little Feat - Photo Credit: Fletcher Moore
リトル・フィート(Little Feat)は、オリジナル曲で構成されたスタジオ・アルバムとしては13年ぶりとなる新アルバム『Strike Up the Band』を海外で5月9日発売。リリース元はHot Tomato。

2024年にもスタジオ・アルバム『Sam’s Place』をリリースしていますが、このアルバムはブルースのスタンダード曲をカヴァーしたブルース・アルバムでした。オリジナル曲で構成されたスタジオ・アルバムとしては2012年の『Rooster Rag』以来です。2019年に長年ヴォーカルとギターを担当したポール・バレアが亡くなってから初めてリリースされるオリジナル・アルバムです。

ギタリストのスコット・シャラードはプレスリリースの中で、こう述べています。

「『Strike Up The Band』は、2019年の冬に僕がポール・バレアの代役を務めていたときに始まり、代役の最初の公演の日に彼が亡くなりました。パンデミックによる活動停止期間を経て(その間、多くの練習と作曲活動を行いました)、2021年にツアーを再開させました。その後、メンフィスでのレコーディング遠征を行い、その結果、グラミー賞にノミネートされたルース・アルバム『Sam’s Place』が誕生しました。このアルバムは、バンドとしての結束を固め、ロックンロールの原点であるブルースを再訪する機会を与えてくれました。ここまで来るには多くの犠牲を払ってきましたが、すべての道がこの新アルバムへとつながっていたのです」

『Strike Up The Band』はビル・ペインとヴァンス・パウエルによる共同プロデュースで、一部の楽曲ではシャラードも共同プロデュース参加しています。ペイン、フレッド・タケット、シャラード、トニー・レオンの4人は、『Strike Up The Band』全13曲の作曲者としてクレジットされています。

バンドリーダーのビル・ペインはプレスリリースの中で、こう述べています。

「バンドメンバーとこのアルバムについて話し合い、僕たちの作品の中でこのアルバムがどのような位置づけになるかを考えたとき、僕の中でこのアルバムの前身は1988年の『Let It Roll』だった。僕たちは、この新しい曲のコレクションでリトル・フィートをもう一度紹介するという同じような立場にいます。

ここ数年の間に僕たちが演奏してきた楽曲から判断すると、圧倒的多数のファンがこのアルバムを素直に受け入れるのは間違いないと思っています。このアルバムは、素晴らしい楽曲と卓越した演奏で、現在も受け継がれているリトル・フィートの最高の部分を際立たせた、紛れもないリトル・フィートの最新作であり、人々がリトル・フィートを聴いたときに思い浮かべるものを明確に呼び起こし、さらに発展させたものなのです」

このアルバムから新曲「Too High To Cut My Hair」のミュージックビデオが公開されています。

■『Strike Up the Band』

4 Days of Heaven 3 Days of Work
Bayou Mama
Shipwrecks
Midnight Flight
Too High To Cut My Hair
When Hearts Fall
Strike Up The Band (feat. Larkin Poe)
Bluegrass Pines (feat. Molly Tuttle, Larry Campbell & Teresa Williams)
Disappearing Ink
Love and Life (Never Fear)
Dance a Little
Running Out of Time with the Blues
New Orleans Cries When She Sings