アイアン・メイデン(Iron Maiden)の
スティーヴ・ハリス(Steve Harris)によると、この40年以上、バンドがレコーディングを行っている間、レコード会社のスタッフがスタジオに入ることは禁止されているという。Bass Player誌の新しいインタビューの中で明かしています。
このインタビューの中でハリスは、メイデンに在籍していて最も満足していることは、彼らが長年享受してきた創造の自由だと語っています。
「自分たちのやり方で成功を収めてきた。俺たちは多くの時間を音楽ビジネスから距離を置いてきた。レコード会社の人たちにいじめられても、それに屈することなく、頑固に自分たちのやり方を貫いてきたんだ」
その主張を裏付けるように、ハリスは、1982年にEMIからリリースされた3rdアルバム『The Number Of The Beast』以降、バンドがレコーディングを行っている間、レコード会社のスタッフはスタジオへの立ち入りを禁止されていると明かしています。
「3枚目のアルバムの頃から、レコード会社の人間をスタジオに入れないようにしたんだ。ヒットした前作とシングルがあまりにも違っていたので、彼らはパニックになって取り乱していたからね。だから、彼らにスタジオから出て行くように言ったんだ」
ハリスがどの曲について言及しているのかは不明ですが、レコード会社のスタッフは心配する必要はありませんでした。『The Number Of The Beast』のシングル曲である「Run To The Hills」とタイトルトラックは、いずれも英国チャートでトップ20入りを果たしたヒット曲でした。アルバム自体もバンド初の英国ナンバーワンを記録し、1981年の前作『Killers』の12位から躍進しました。