論争を巻き起こした、
マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の児童性的虐待疑惑をテーマにしたドキュメンタリー『Leaving Neverland(邦題:ネバーランドにさよならを)』(2019年)。その続編『Leaving Neverland 2: Surviving Michael Jackson』の予告編映像が公開されています。
このシリーズでは、未成年時にマイケルから性的虐待を受けたと訴えたウェイド・ロブソンとジェームズ・セーフチャックに焦点を当てています。マイケルは生前、この主張を否定しており、マイケルのエステート(遺産管理団体)も現在もその主張を否定しています。
続編では、告発を公にしたことによる個人的な代償と、マイケルの世界中のファンからの反発について詳しく描かれているという。またインフォメーションによると、「続編は、公聴会に独占的にアクセスできる権利を得たことにより、ウェイドとジェームズが正義を追求することを阻止するために、MJJプロダクションとMJJベンチャーズが、いかに闘ったかを明らかにしている」とのこと。
『Leaving Neverland 2: Surviving Michael Jackson』は3月18日に英国の放送局Channel 4で初放送される予定です。
前作『Leaving Neverland』はChannel 4と米国の放送局HBOによる共同制作でしたが、HBOは続編には関与していません。マイケルのエステートは、『Leaving Neverland』が1992年のコンサート映画『Dangerous World Tour』を放送した際に合意した名誉棄損禁止条項「今後ジャクソンのイメージを損なう行為を行わない」に違反しているとして、HBOを相手取り1億ドルの損害賠償を求める訴訟を起こしました。この訴訟は同年、民間仲裁に委ねられ、米ビルボード誌によると、2024年9月時点でも係争中です。
マイケルはキャリアを通じて児童に対する性的虐待の疑いを何度もかけられ、2005年には刑事告訴され、大きく報道された裁判が行われました。マイケルはすべての疑惑を否定し、すべての罪状について無罪判決を受けています。