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トニー・トニー・トニーのドゥエイン・ウィギンズ 合併症を患っていることを公表

2025/03/07 12:00掲載
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D’Wayne Wiggins
D’Wayne Wiggins
米ソウル/R&Bバンド、トニー・トニー・トニー(Tony! Toni! Tone!)のリードヴォーカル/ギタリストのドゥエイン・ウィギンズ(D’Wayne Wiggins)は現在、体調を崩しています。SNS上で数日間にわたって憶測が飛び交った後、ウィギンズ・ファミリーは声明を発表しました。

以下、声明より

「ドゥエイン・ウィギンズが医療上の合併症を患っていることをお知らせしたいと思います。彼は1日1日を乗り越えて頑張っています。彼が多くの人々に愛されていることを私たちは知っています。皆さまの祈りとご心配に感謝いたします。また、この時期はご家族のプライバシーを尊重していただくようお願い申し上げます。
愛を込めて、ウィギンズ・ファミリーより」



カリフォルニア州オークランドで生まれ育ったウィギンズは、ベイエリアの豊かな音楽的遺産に囲まれて育った。彼は、弟のラファエル・サディーク(Charles Ray Wiggins)と従兄弟のティモシー・クリスチャン・ライリーとともに、1980年代半ばに、トニー・トニー・トニーを結成。このトリオのデビューアルバム『Who?』(1988年)は、オールドスクール・ソウルとニュー・ジャック・スイングの影響を融合させた独自のスタイルを提示した。1993年には、70年代ソウルを現代のR&Bに甦らせた傑作サード・アルバム『 Sons of Soul』が高く評価され、ニュー・クラシック・ソウルの幕開けを告げた。生楽器演奏、完璧なハーモニー、洗練されたソングライティングにより、彼らは伝統的なR&Bと現代的なR&Bのギャップをうまく埋めることに成功した数少ないグループのひとつとなった。

90年代後半にグループが解散した後、ウィギンスは裏方として活躍を続けた。彼はグラス・ルーツ・エンターテインメントを立ち上げ、新進気鋭のスターたちを指導し、デスティニーズ・チャイルド、キーシャ・コール、アリシア・キーズの初期のキャリアにおいて重要な役割を果した。

2023年に再結成したトニー・トニー・トニーは、25年ぶりに全米ツアーを行った。