1971年、ヨハンセンは結成間もないニューヨーク・ドールズに加わる。1973年にはトッド・ラングレンがプロデュースしたニューヨーク・ドールズのデビュー・アルバム『New York Dolls』がリリースされる。デヴィッド・ボウイなどのロッカーたちが当時表現していたジェンダーの境界を越えたスタイルを反映し、アルバム・カヴァーではメンバーが女装した姿がフィーチャーされていた。
ニューヨーク・ドールズは1974年に『Too Much Too Soon』をリリースした後、1976年に解散した。バンドは大きな商業的成功を収めることはなく、活動期間も短かったが、後のパンク・ロックに多大な影響を及ぼした。特にデビュー・アルバム『New York Dolls』はロックミュージックにおける最高のデビューアルバムの1つであり、史上最高のロックアルバムの1つとして高く評価されている。