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「まるでスティーヴィー・レイ・ヴォーンとエディ・ヴァン・ヘイレンが一つの体に生まれ変わったかのようだ」 ヌーノ・ベッテンコートが15歳の豪ギタリストを称賛

2025/02/27 13:49掲載
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Taj Farrant
Taj Farrant
「まるでスティーヴィー・レイ・ヴォーン(Stevie Ray Vaughan)エディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen)が一つの体に生まれ変わったかのようだ」。エクストリームのヌーノ・ベッテンコート(Nuno Bettencourt)がそう称賛するのは、オーストラリアの15歳のブルース・ロック・ギタリスト、タジ・ファラント(Taj Farrant)。ベッテンコートは、ファラントのパフォーマンス動画をSNSで共有。若きギタリストの超絶技巧の演奏に圧倒されたそうで、これを観て「鳥肌が立った。もう12回は繰り返し見たに違いない」と語っています。

ファラントは幼少の頃からギター界で注目を集めてきた、オーストラリアのギターの神童。9歳の頃にオーストラリアのオーディオ番組『Australia’s Got Talent』や米国のTV番組『The Ellen Degeneres Show』でパフォーマンスを披露して話題を集めました。彼はその後、カルロス・サンタナやオリアンティらとも共演しています。

ベッテンコートが圧倒された演奏は、ファラントのデビューアルバム『Chapter One』に収録されている「Mumma Raised A Man」のソロでした。

ベッテンコートはSNSでこう述べています。

「確かに、インターネット上には素晴らしいギタリストが、特に、度肝を抜くようなテクニックを持つギタリストが溢れている。でも、純粋な感情をストレートに伝えるような、そんなテクニックの持ち主は滅多にいない。僕たちは今、真の未来のギターヒーローを目撃しているのかもしれない。

ブルースをシュレッド(速弾き)する...しかも、もっと重要なことに、彼は魂と情熱、そして炎をもってそれをやっているということなんだ。

まるで神が毎週行っている生まれ変わりをみたようだったが、神はこの日、少しお酒を飲んでいたようで、僕たちをからかうために、スティーヴィー・レイ・ヴォーンとエディ・ヴァン・ヘイレンを一つの体に生まれ変わらせたかのようだった...そして面白半分にマイケル・ジョーダンの指を付け加えたんだ。

危険だ。感動的だ。

これはベッドルームやスタジオの安全な場所ではなく、ステージで生演奏している。

年齢なんてどうでもいい。そんなものに畏敬の念を抱くことはない。僕は君に畏敬の念を抱いている。鳥肌が立った。もう12回は繰り返し見たに違いない。君は凄まじい...君から溢れ出ている。頑張れ、若者よ。」

ファラントはその後、ベッテンコートに「ブラザーのヌーノ・ベッテンコートに感謝したい。自分の運命を切り開くための、親切でインスピレーションに満ちた言葉をありがとう。これからもリッピングし続けます。本当にありがとう」と返事をし、感謝の意を表しました。