レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against the Machine)と
オーディオスレイヴ(Audioslave)の最大の違いは?
トム・モレロ(Tom Morello)は、ビリー・コーガンのポッドキャスト『The Magnificent Others』のインタビューの中で、2つのバンドのソングライティングのアプローチの違いについて語り、そして、それがモレロのギタープレイにどのような影響を与えたかについても語っています。
「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの音楽的な成功は、俺の見解では、ジェームス・ブラウンの手法をハードロックやパンクで表現したこと。すべては1つに帰結するということだよ。
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの楽曲にはコード・チェンジがないかもしれない。それがダイナミズムであり、パワーなんだ。それこそが、聴く人を熱狂させる理由なんだよ」
しかし、モレロはすぐに、レイジでは自分のギター演奏の他の側面が活かされていないと指摘し、その側面は、オーディオスレイヴでコーネルと共演した際に活かされたと話しています。
「2万時間も練習していたから、それ以外のこともたくさん練習していた。だから、クリスと一緒に演奏し始めたとき、本当に解き放たれたような感じだったんだ。まず、クリスと初めて音楽制作について話し合ったとき、興味深かったのは、彼はサウンドガーデンの主要なソングライターだったのに“それはやりたくない。歌詞とメロディに集中したい。アイデアをぶつけてくれ”と言ったことだよ」