1969年にアルバム・デビューを飾り、1972年に「愛は面影の中に(The First Time Ever I Saw Your Face)」が全米1位の大ヒットを記録し、グラミー賞の最優秀レコード賞を受賞した。 翌1973年には「やさしく歌って(Killing Me Softly with His Song)」も全米1位の大ヒットを記録、 グラミー賞の最優秀レコード賞、最優秀楽曲、最優秀女性ヴォーカルの三部門で受賞した。
魂に訴える歌声、しなやかなサウンド作り、華やかな存在感で音楽シーンを牽引したフラックは1970年代にはダニー・ハサウェイとのデュエット曲も多く、1972年と1980年にデュエット・アルバムを発表したのに加えて、「恋人は何処に(Where Is the Love)」(1972年)、「私の気持ち(The Closer I Get To You)」(1978年)などハサウェイとの共演ナンバーがアメリカでヒットした。
1983年にはピーボ・ブライソンとのデュエット曲「愛のセレブレイション(Tonight, I Celebrate My Love)」がヒットした。