ストーン・テンプル・パイロッツのスコット・ウェイランドの息子、父に敬意を表して「Sex Type Thing」をカヴァー　父と再会する夢を映像化したMVも

ストーン・テンプル・パイロッツ（Stone Temple Pilots）やヴェルヴェット・リヴォルヴァー（Velvet Revolver）のフロントマンだったスコット・ウェイランド（Scott Weiland）。彼の息子ノア・ウェイランド（Noah Weiland）は、亡き父に敬意を表して、ストーン・テンプル・パイロッツの名曲「Sex Type Thing」をカヴァー。彼が昔見たという、父と再会する夢を映像化したミュージックビデオも公開されています。

「Sex Type Thing」はストーン・テンプル・パイロッツのデビューアルバム『Core』に収録。

ノアはSNSでこう書いています。

「これは、昔見た父と再会するという夢を映像にしたものだ。今を生きることが自分にとって難しいこともあるけれど、僕は努力しているよ」

ミュージックビデオでは、ノアがチャッキー人形と一緒に外出する様子が描かれています。これは、前述のノアの夢の中でスコットを象徴するものです。ノアと人形の映像とともに、夢の内容とそれがスコットとどのように関係しているかを説明するキャプションがあります。「彼に伝えたいことがたくさんあった。彼がいなかったことで地球がどれほど変わってしまったか、とかね」。ビデオの最後は「いつまでもあなたの夢を見ていたい。でも大丈夫… 今は俺があなたのレガシーを受け継いでいくから」という言葉で締めくくられています。

ノアは2021年、ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュの息子や、メタリカ（Metallica）のロバート・トゥルージロ（Robert Trujillo）の息子と共にSuspect208というバンドを一緒に組んでいましたが、ノアは薬物乱用の疑惑でバンドから解雇されます。その後は、ソロアーティストとして独自の道を歩んでいます。