晩年になってからキャリアの復活を遂げたカルト的人気を誇る英国のシンガーソングライター、
ビル・フェイ(Bill Fay)が死去。フェイのカムバックアルバム『Life is People』(2012年)をリリースしたレーベル、Dead Oceansが発表。。81歳でした。
以下、Dead Oceansの声明より
「ビル・フェイが今朝(2月21日)、ロンドンで安らかに息を引き取りました。81歳でした。ビルは優しく、紳士的な人物であり、時代を超えた賢者でした。彼はとても内気な人物でしたが、その心は大きく、これからも何年にもわたって人々を魅了し続ける、感動的で意味深い曲を書きました」
ビル・フェイはノース・ロンドン出身。1970年に自身の名を冠したデビューアルバムをリリースし、1971年には『Time of the Last Persecution』をリリースした。しかし、いずれのアルバムも商業的成功を収めることはできず、フェイはグラウンドキーパー、果物収穫者、工場労働者、魚屋など、他の職業に就くことを余儀なくされた。彼の音楽がカルト的な人気を獲得し始めたのは1990年代に入ってからで、今では2枚のアルバムは名盤として知られる。数十年経った今でも、ニック・ケイヴやウィルコのジェフ・トゥイディなどをはじめ、熱狂的なファンを生み出し続けている。
2012年にフェイはDead Oceansから『Life is People』という新作アルバムを発表した。同レーベルからさらに2枚のアルバム、2015年の『Who Is the Sender?』と2020年の『Countless Branches』ををリリースした。
Dead Oceansの声明によると、フェイは亡くなるわずか1か月前まで、新作アルバムの制作に忙しく取り組んでいたという。Dead Oceansは「そのアルバムを完成させリリースする方法を見つけたい」と述べています。