
Phil Collins: Drummer First - Drumeo
2024年、「
フィル・コリンズ(Phil Collins)の新しい音楽がそう遠くないうちに聴けるかも」という報道がありましたが、残念ながらその可能性はほとんどないようです。
コリンズは、英MOJO誌最新号のインタビューにて、現在抱えている健康問題が音楽を作る能力だけでなく、音楽を作る意欲にも影響を与えていることを明らかにしています。コリンズは「下の階のスタジオに行って、何が起こるか見てみようかといつも思っている。でも、もう音楽を作りたいという気持ちにはなれない。病気になってしまったからね。とても深刻な病気なんだ...」と話しています。
コリンズは2007年に脊髄を損傷し、深刻な神経障害を負いました。近年は運動機能も低下しており、2022年の
ジェネシス(Genesis)のラストコンサートでは、息子のニックがドラムを叩く中、コリンズは座ったまま歌いました。
2024年に公開されたドキュメンタリー『Phil Collins: Drummer First』では、長年のドラム演奏により、現在は首の痛みと下垂足(※足首を上に持ち上げる筋肉がうまく働かなくなるために起こる症状)に苦しんでいると伝えています。