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ビル・ブルーフォード、Earthworksの新ヴァージョン結成は?再び演奏を始めた今ならイエスとの共演に応じる?最近のイエスはどう?等を語る

2025/02/20 17:02掲載
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Bill Bruford (Image credit: Kevin Nixon)
Bill Bruford (Image credit: Kevin Nixon)
イエス(Yes)やキング・クリムゾンでの活躍でも知られるドラマーのビル・ブルーフォード(Bill Bruford)は2024年、ライヴ活動からの引退を撤回し、英国のジャズバンド、ピート・ロス・トリオ(Pete Roth Band)に参加してライヴ・ミュージック界に復帰しました。米ローリングストーン誌の新しいインタビューの中で、「スケールアップしてEarthworksの新しいヴァージョンを結成するとか考えていますか?」「今後数年の目標は何ですか?」と尋ねれています。また「最近のイエスについて」「もしイエスからステージに上がって一緒に1曲演奏してほしいと頼まれたら、再び演奏を始めた今なら、応じますか?」「ジョン・アンダーソンとスティーヴ・ハウが、お互いの相違点を脇に置いて再び一緒に演奏する日が来ることを期待していますか?」についても話しています。

Q:もう一度ドラムセットの後ろに座ってみようという衝動に駆られたことに驚きましたか?

「もちろん。それまでの13年のうち12年は、自分がそんなことをするとは思ってもいませんでした。ドラムセットを売ってしまいました。ドラムセットを見つけるために奔走しなければなりませんでした。もちろん、シンバルも何もありません。私の家には、そんなものは一切ありません。とにかく小さな家ですから、自分がそんなことをするなんて思いもしませんでした。だから、まさに稲妻が走ったような衝撃でした。そして、否定しようのない衝撃だった。一度頭に浮かんだら、やるしかないと、私は強く決意しました。“よし、もう一度やってみよう”と思ったんです」

Q:スケールアップしてEarthworksの新しいヴァージョンを結成するとか、そういったことは一切考えていないのですか?

「新しいヴァージョンは作らないつもりです。これはもっとエレクトリックなものだから。今のままでいたいけど、どうなるかはわからない。1年後には何か別のものに変えているかもしれない。でも今は、英国の小さな場所で演奏できることをとても幸せに思っています」

Q:ここ数年でイエスを観たことはありますか?

「ありますよ。50周年記念ツアーの際に、ロンドンの大きな劇場のステージで彼らを観ました。でも、もう感情的なつながりを感じることはありません。かつては感情的につながっていましたが、多くのことが過ぎ去りました。今は、ただそのバンドが演奏しているのを観ているだけです。

音楽的に見ていて、とても興味深かったことをお話ししましょう。バンドの若いメンバーたち... 50歳以下の人はみんなクリックトラックで育っているから、ちゃんと拍子に合わせて演奏する。 拍子に合わせて演奏するのは一種の宗教のようなものです。若いメンバーたちは、あまり拍子を気にしない年配のメンバーたちと戦っていた。彼らはテンポに合わせて演奏し、テンポはどんどん速くなっていった。 でも、夜が進むにつれて、若いメンバーと年配のメンバーの間のギャップはどんどん小さくなっていったんです」

Q:1968年に始めたバンドが今でも続いていることに驚いていますか?

「ええ、驚いています。何か不思議な感じがします。たぶん、続けるべきではないのかもしれません。私は老人ロックの大ファンというわけではありません。そういうのは得意ではないし、自分自身をロックの人間だとは思っていません。私は元のタイプに戻っただけ。つまり、基本的にはジャズの人間だったのです」

Q:もしイエスからステージに上がって一緒に1曲演奏してほしいと頼まれたら、再び演奏を始めた今なら、応じますか?

「週に2回はそう聞かれるし、もう15年くらいそう言われ続けています。そして答えは変わらず、“いいえ、結構です。そんなことはしません”です」

Q:ジョン・アンダーソンとスティーヴ・ハウが、お互いの相違点を脇に置いて再び一緒に演奏する日が来ることを期待していますか?

「いいえ、まったく期待していません。面白いことに、ジョンと私には共通点があります。私たちは二人とも、ある意味で戻ってきたのだと思います。ジョンはイエスから長い間離れていましたが、この新しいプロジェクトと新しいアルバムで戻ってきたのです。彼は新たな経験を積み重ねており、それは素晴らしいことだと思います。私も同じような気持ちです」

Q:今後数年の目標は何ですか?

「私は、これからも良いドラマーであり続けたいし、自分が参加しているアンサンブルが何であれ、とても良い演奏をしたいと思っているし、そのアンサンブルに新しいものを加えていきたいとも思っています。もしそうでないなら、私をクビにしてほしい。音楽に何か貢献できないなら、私は去ります。それを続けて、もっと上手になって、できるだけ音楽的であり続けたいと思っています。誰かが最近言った素敵なセリフがあります。“歳を取ったからドラムをやめるのではない。ドラムをやめるから歳を取るのだ”」