『ミュージック・マガジン3月号』の特集は「傑作音楽伝記映画50〜『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』」。若き日のボブ・ディランをティモシー・シャラメが演じた映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』の魅力を掘り下げるとともに、オールタイムの音楽伝記映画の傑作50作を選出。俳優がミュージシャンを演じることで生まれる、映画と音楽の特有な関係について考える。もうひとつの特集は「2025年はこれを聴け!」。2月20日発売
■『ミュージック・マガジン2025年3月号』
2/20発売 ¥930 税込
定価930円(本体845円)/A5判208ページ/2025年3月1日発行[雑誌08479-3]
<内容>
【特集】 傑作音楽伝記映画50〜『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
全米で5000万ドル超えの興行収入を記録し、大ヒットしている、若き日のボブ・ディランをティモシー・シャラメが演じた映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』が、2月28日に日本公開を迎える。この作品の魅力を掘り下げるとともに、オールタイムの音楽伝記映画の傑作50作を選出。俳優がミュージシャンを演じることで生まれる、映画と音楽の特有な関係について考える。
■ 『名もなき者』を語る──これはボブ・ディランをカヴァーした映画なんだよ(湯浅学×高田漣)
■ 1960年代のボブ・ディラン──19~24歳までの歩みと、その史実に添いすぎない映画の楽しみ(松永良平)
■ ポップ・アイコンとしてのボブ・ディラン──ティモシー・シャラメによって映像化された官能性(岡村詩野)
■ グリニッチ・ヴィレッジの思い出(室矢憲治)
■ ボブ・ディランと映画(五十嵐正)
■ 傑作音楽伝記映画50(長谷川町蔵、池城美菜子、大鷹俊一、大森さわこ、小野島大、木津毅、小松香里、柴崎祐二、高岡洋詞、高橋健太郎、原田和典、松村洋、村尾泰郎、矢川俊介、安田謙一、渡辺亨)
【特集】 2025年はこれを聴け!
今年のトレンドを占う恒例企画、2025年版です。一人の筆者の方に1ページをお任せ。2024年までの流れを踏まえ、2025年に注目すべきシーンの解説と、そのテーマを理解するための関連作品4タイトルを紹介していただきました。
■ 今年注目の音楽シーン/アーティスト(天井潤之介、岡村詩野、坂本哲哉、柴崎祐二、高橋健太郎、つやちゃん、林剛、原雅明、原田尊志、松永良平、松山晋也、ムードマン、油納将志、吉本秀純、渡辺亨)
□ パンダ・ベア──アニマル・コレクティヴのメンバーも全員参加した最新ソロ・アルバム(清水祐也)
□ ザ・レモン・ツイッグス──音楽ファンを童心に返らせるNYの兄弟が来日(土佐有明)
□ ニュー・スタンダード2020s──第61回 ケイジャン・ミュージック(山口智男、岡村詩野、小川真一、早坂英貴、宗像明将、渡辺亨)
□ ダークサイド(小野島大)
□ 『リック・ルービンの創作術』(長谷川町蔵)
□ Pot-pourri(小山守)
□ moools(渡辺裕也)
Front Line
◇ エヴリシング・イズ・レコーデッド(油納将志)
◇ ホースガール(天井潤之介)
◇ サヤ・グレー(木津毅)
◇ ネルス・クライン(柴崎祐二)
◇ 黒田卓也(原雅明)
◇ zabadak(高岡洋詞)
◇ 渡辺シュンスケ(峯大貴)
◇ 浦沢直樹(松永良平)
REGULAR CONTENTS
◆アルバム・ピックアップ……注目の新作をじっくり批評。
The Weeknd/Bad Bunny/Everything Is Recorded/Ethel Cain/Marinero/小袋成彬/緑黄色社会/BRAHMAN ほか
◆クロス・レヴュー……4人の評者が採点評価で誌上バトル!
◆アルバム・レヴュー/ヴィデオ・レヴュー……洋楽・邦楽の最新リリース200〜300タイトルを鋭い評文とともに10点満点で採点。音楽ライフの頼れる味方!
◆輸入盤紹介……世界各国あらゆるジャンルの注目作を詳細にいち早く!
MC5/The Army, The Navy/Biig Piig/Jelisa/Busta Rhymes/Nyron Higor/Bap./Saigon Soul Revival ほか
◆[連載]町田康「忘れじの唄」/近田春夫の帯に短し襷に長し/木津毅のLGBTQ+通信/安田謙一のこれがヒットか!?/吉田豪のアイドル・マスター!/萩原健太のコンパクト・ディスカヴァリー
◆国内外の音楽関連ニュース/ライヴ、本、映画の本格的レヴュー/コンサート情報など