HOME > ニュース >

WAR初来日公演のライヴ音源発掘 未発表ライヴアルバム『Live In Japan 1974』全曲公開

2025/02/13 14:50掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
WAR / Live In Japan 1974
WAR / Live In Japan 1974
米ファンク/ロック/ソウル・バンド、WARのYouTubeチャンネルは、最近発掘された、WARの1974年初来日公演のライヴ音源約2時間をフル公開。最近リリースされたライヴ・アルバム『Live In Japan 1974』を無料公開しています。

WARは、1973年発表のアルバム『The World Is a Ghetto』に伴うツアーの一環として、1974年の冬に初めて日本を訪れ、静岡、東京、大阪、そして神戸を巡る初来日公演を実施しました。

今回、この初来日公演のライヴ音源をバンドが所有するアーカイヴの中から発掘。当時の貴重なライヴ・レコーディング音源を細心の注意を払いながらレストアし、クリアな音像で現代に蘇らせています。

このアルバムはまた、WARにとって初めてオリジナル・バンド・メンバー7人全員が集結したライヴ・パフォーマンスを収録したライヴ・アルバムでもあります。

アルバムのブックレットにはコリー・フライによる書き下ろしのライナーノーツに加え、バンドの創設メンバーの1人であるロニー・ジョーダンと、WARの長年のプロデューサーであるジェリー・ゴールドスタインによる、当時の来日公演の想い出を語るインタビューが掲載されています。

このインタビューで、ロニーは当時について、「とにかく楽しくてエキサイティングな経験だったよ、特にあの時期は、自分たちのやっていることを愛してくれる人たちがあれほどたくさんいたことはなかったからね」と語っており、ジェリーは「彼らはすべての曲を知っていたんだ。会場にいるみんなが自分たちのことを知っていて、自分たちのやっていることを愛してくれているっていう雰囲気がステージ上に伝わってきて、とても興奮した。スタンディング・オベーションをたくさんしてくれたし、俺たちも何度もアンコールをやったよ」とコメントしています。また、このインタビューでは、WARを象徴的するヒット曲「仲間よ目をさませ!(原題: Why Can’t We Be Friends?)」が、彼らの初来日公演時での日本の人々との交流からインスパイアされて作られた楽曲だった、という誕生秘話も明かされています。

■『Live In Japan 1974』

Track list
00:00:00 Where Was You At
00:07:41 The World is a Ghetto
00:22:50 The Cisco Kid
00:28:32 Southern Part of Texas
00:36:57 So
00:44:02 Slippin' Into the Darkness
00:53:21 Shizuoka Chant
00:57:33 Me and Baby Brother
01:06:17 Lotus Blossom
01:11:23 Intro to Slippin' Into Darkness
01:16:13 Gypsy Man
01:32:29 Don't Let No One Get You Down
01:40:24 Band Intro
01:41:06 All Day Music