ニューヨーク・ドールズのデヴィッド・ヨハンセン　ステージ4の癌と脳腫瘍を患い長年闘病中であることを公表

ニューヨーク・ドールズ（New York Dolls）のフロントマン、デヴィッド・ヨハンセン（David Johansen）の家族は、デヴィッドが10年前にステージ4の癌と診断され、5年前には脳腫瘍があること分かり、長年闘病していることを公表。2024年11月には自宅で転倒し、背骨を2か所骨折したという。家族はファンに経済的な支援を求めています。

以下、声明より

「私の名前はリア・ヘネシーです。デヴィッド・ヨハンセンの娘です。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、デヴィッドはここ10年ほどステージ4の癌の集中治療を受けてきました。

5年前、パンデミックが始まった頃に、デヴィッドの癌が進行し、脳腫瘍があることが判明しました。それ以来、合併症が続いています。デヴィッドと私の母マーラは、もともと非常にプライベートな人たちなので、これまで診断結果を公表したことはありませんでしたが、私たちの家族が直面している深刻な経済的負担を考慮し、今こそ、この事実を共有すべきだと考えました。

さらに悪いことに、感謝祭の翌日、デヴィッドは階段から落ちて背骨を2か所骨折しました。

1週間の入院と成功した手術の後、デヴィッドは寝たきりとなり、動けなくなりました。外傷により、デヴィッドの病気は急速に悪化し、母が24時間体制でデヴィッドの世話をしています。

デヴィッドの治療を継続し、回復の可能性を最大限に高めるためには、デヴィッドとマーラの支援が必要です。デヴィッドは相変わらず陽気で賢明ですが、身体的には衰弱しており、彼のケアは専門的な支援なしでは私たちが提供できる範囲を超えています。

デヴィッドは60年もの長きにわたり、歌手や俳優として世界中のファンを喜ばせるために働き続けてきました。しかし、ここ5年間はデヴィッドはパフォーマーとして働くことができませんでした。

私たちが最も緊急に必要としているのは、常勤の看護、理学療法、日々の生活費のための資金です。専門的なケアを受けることで、デヴィッドがある程度の運動能力と自立を取り戻すことができると私たちは期待しています。

私の母が神（GOD）を表すのに好んで使っていた文字は「Grace Over Drama」です。私たちはこれまで、危機を次々と乗り越えてきましたが、コミュニティの支援を受けながら、この最も困難な時期を、笑いと愛を絶やさずに乗り越えていきたいと思っています。私たちの家族を受け入れてくださり、また、皆さまの愛と寛大さに感謝いたします」

寄付については以下の非営利団体スイート・リリーフ・ミュージシャンズ・ファンドでご確認ください。

https://www.sweetrelief.org/davidjohansenfund.html