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アイアン・メイデンのニコ・マクブレイン ツアーから引退するという苦渋の決断について振り返る

2025/02/07 15:14掲載
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Nicko McBrain
Nicko McBrain
アイアン・メイデン(Iron Maiden)ニコ・マクブレイン(Nicko McBrain)は2024年12月にツアーからの引退を表明しました。Chaoszineの新しいインタビューの中で、引退するという苦渋の決断について振り返っています。決断について現在はどう感じているか尋ねられてこう話しています。

「もちろん複雑な心境だよ。ツアーから身を引く決断をしたのは、ツアーの終わりに近づいた頃で、その時は(決断するのは)簡単だった。北米に到着した頃にはある程度決心はついていて、主にスティーヴ(ハリス)とマネージメントにそのことを話した。みんなは“わかった。君がそうしたいなら理解するよ”と言ってくれたよ。俺は脳卒中の後遺症などがあって、ハンディキャップを抱えている。何日かは起きた時、“次のツアーは無理だ。ツアーに行けない”と思っていたんだ。だから、難しい決断ではなかったけれど、今でも彼らと一緒に演奏できたらよかったのになと思っている。万全の体調でいられたらよかったんだけどね」

メイデンの前回の「The Future Past Tour」での演奏が大変だったかどうかについて、マクブレインは次のように語っています。

「大変だった。このツアーではライヴ、移動日、ライヴ、移動日、ライヴ、2日間の休みまたは1日の休み、移動日、というような同じようなスケジュールが続いた。それがとにかく俺にとっては大変だったんだ。

一昨年の2023年は良かった。2024年もまだ良かったけど、特に“Trooper”や他の曲では、100パーセントの力を出せていないと感じていた。なんとかやり遂げたが、バンドを思うように引っ張ることができなかったと感じていたんだ。北米ツアーの終わりにはパーソナルトレーナーをつけていたんだけどね…。休養日はなかった。2回連続で公演を行ったら、移動日があって、その後丸一日休みになる。俺にとしては、うまくいっていた。身体的なトレーニングを楽しんでいた。そんなにウエイトトレーニングをしていたわけではなく、ヨガのようなストレッチをたくさん行い、精神的な敏捷性を回復させるために、さまざまなことを試したんだ。脳のシナプスを再び機能させるために、一緒に取り組んだこともたくさんあった。 それなりにうまくいっていたんだけど、俺にとっては苦労の連続だった。そして俺は考えた。“この歳になったら、俺は身を引いて、他の誰かに任せよう”とね」

ツアーからの引退を決意した当時を振り返って、マクブレインはこう語っています。

「2023年に考えていた。このツアーが終わったら、バンドに話そうかと思っていた。でも、“いや、まずは『The Future Past』ツアーをやり遂げて、そして、その後に考えよう”と思ったんだ。そして、北米ツアーの終わったに差し掛かったとき、俺は“そろそろ終わりにしよう、ニコ”と思ったんだよ。

決して簡単な決断ではなかったが、最終的には最善の決断だった。(決断したことを)良い日もあれば悪い日もある。悪い日は“もう二度と、長年お世話になった素晴らしいファンのみんなの顔を見ながらステージに立つことはないんだ”と感じる日だよ。でも、結局のところ、俺にはあまりにも負担が大きすぎたから、というのが俺がやっていない理由なんだ」

マクブレイはまた、メイデンからの引退も含め、自身の人生をより深く掘り下げた自伝を書く予定があることも認めています。「そうだ、もうすぐその段階だ。その話は出ている。今後の展開に注目しておいてくれ」