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マイケル・ジャクソン『Thriller』に参加したスティーヴ・ルカサー マイケル本人からの誘いの電話を3度切った時のことを回想

2025/01/30 13:54掲載
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Michael Jackson / Thriller
Michael Jackson / Thriller
マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)『Thriller』のレコーディングに参加したTOTOのスティーヴ・ルカサー(Steve Lukather)。マイケル本人からの誘いの電話を3度切った時のことを、マット・ピンフィールドとの最近のインタビューの中で振り返っています。

「1981年か1982年だったかな、あの頃はワイルドな時代だったし、みんなちょっとおバカな感じだった。たぶんベッドに入ったばかりで、朝の8時頃に電話がかかってきたんだ。“マイケルだけど...”って言うから、“くたばれ!”って感じだった。そんなやりとりが何度か続いた。3回目に俺が“ああ、そうかい、本当にマイケル・ジャクソンなんだな! だったら、知ってるはずだよな、あれとか、これとか…”と言うと、彼は笑い始めた。彼はすべて正しい答えを言ったが、俺は“マイケル・ジャクソンが電話をかけてくるなんて信じられるわけないだろう! 今日は何曜日だ?今何時だ?”とか言って、数時間後に電話を切ったんだ。そのあと、クインシー(ジョーンズ)の事務所から電話があって“本当にマイケルだよ”と言われたんだ(笑)。

彼に折り返し電話をすると、すぐに出てくれた。直通の電話で、間に誰かを挟むこともなかった。“やあ、スティーヴ・ルカサーだ。本当にごめん、いたずら電話だと思ったんだ。正直に言うと、君から電話が来るとは思ってもみなかったんだよ”と俺が言うと、(マイケルは)“よくあることだよ、ハハハ!”と言っていたよ。

大昔の話だ。彼はとても親切にしてくれたし、彼とクインシーと一緒にスタジオで楽しい時間を過ごせたよ。特に変なことはなかったけど、彼は俳優のウェスバリー(エマニエル・ルイス)を腹話術の人形のように連れ歩いていた。それが一番奇妙だったかな」