
Steve Lukather (Image credit: Medios y Media/Getty Images)
TOTOは最近、楽曲がSpotifyだけで1日300万回ストリーミングされるなど、多くの若いファンを獲得しているという。
スティーヴ・ルカサー(Steve Lukather)はオーストラリアのテレビ番組『The Project』の新しいインタビューの中で、自分たちの音楽が多くの若いファンに愛されていることについて語っています。
「自分たちがずっと若い頃にノースハリウッドで書いた曲を世界中の人々が気に入ってくれているというのは、ちょっとクールだよね」
ルカサーは「Africa」が、なぜこれほどまでに大ヒットし、これほどまでに人気を保っているのか、全く分からないという。
「ヒット曲を書いたことのある人に聞いてみてくれ。 やり方を知っていたら、毎回そうするよ。ヒットするだろうと確信していても、そうならないものもある。“Africa”の場合、俺は“絶対無理。ふざけてるのか?この歌詞を聞いてみろよ”と思っていた。今では笑い話になっているけど、俺らにとっては(ヒットは)とてもいいことだったし、それで他の曲も気に入ってもらえるなら、それでいいと思っている…。今はそうなっているみたいだね。なぜか若い世代のファンが急に増えたんだ。それはそれでいいことだよ」
ルカサーは、こうした若い世代のファンが、なぜTOTOのライヴのチケットを手に入れているのか尋ねられ、こう話しています。
「Pro Toolsを使わずに実際に演奏するミュージシャンがどんな音を出しているのか、確かめるために行きたいんだろうね」
白髪のルカサーは、ステージから見えるオーディエンスの層が変化していることに気づいたと言っています。
「ここ数年、そうした傾向が続いている。俺たちはとても感謝している。俺と同じ色の髪をした人たちをあまり見かけないんだ」