HOME > ニュース >

スティーヴ・ヴァイ ジョン・サイクス追悼「彼のような演奏をしようとは思わなかった。より適切な表現をすれば、僕にはできない」

2025/01/29 14:25掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Steve Vai
Steve Vai
スティーヴ・ヴァイ(Steve Vai)ジョン・サイクス(John Sykes)を追悼。「彼のような演奏をしようとは思わなかった。より適切な表現をすれば、僕にはできない」。サイクスの後、ホワイトスネイク(Whitesnake)に短期間在籍したヴァイは、カシアス・モリスの最近のインタビューの中で、サイクスに敬意を表し、ホワイトスネイクでのジョン・サイクスの演奏について語っています。

「ジョンは本当に驚異的なロック・ギタリストだった。(ホワイトスネイクの)アルバム『Whitesnake』がリリースされたとき、僕らはみんな、ただただ驚いた。彼はギターの音色と演奏スタイルで熱狂を生み出し、そのオーディオの空間を本当にうまく捉えていた。彼は音楽のDNAに本当に大きな足跡を残し、多くのものを届けてくれた。彼は本当に素晴らしいプレイヤーであり、素晴らしいギター・オーケストレーターだった。

僕は彼のことを個人的には、あまりよく知らなかったが、僕たちの子供たちは同じ学校に通っていた。彼はすぐ近くの通りに住んでおり、彼の息子はよく遊びに来ていたけど、彼とはあまり交流がなかった。僕たちはいつもツアー中か何かで忙しかったからね。

彼は病気のことを、ひた隠しにしていたから、僕は当然知らなかったし、彼を知っている人でそのことを知っている人はいないと思う。

この世の全てのものは、やって来ては去り、またやって来ては去ってゆく。もし去ってゆかないなら、それは自分が先に去ったということだけだ...彼は本当に成し遂げた。彼はやってきて、すべてのシーンを盛り上げた。本当にそうだよ」

ヴァイは、ホワイトスネイクへのそれぞれの貢献について振り返って、たとえ自分が試みてもサイクスのサウンドを真似ることはできないと語っています。ヴァイは1989年のアルバム『Slip Of The Tongue』で演奏しています。

「80年代に(サイクスが参加したアルバム『Whitesnake』)がリリースされたとき、それは驚異的だった。僕は彼のような演奏をしようとは思わなかった。より適切な表現をすれば、僕にはできないということ。僕は僕らしいサウンドになる。それは2枚のホワイトスネイクのアルバムを比較すると、はっきりとわかるはずだよ」