モーターヘッド結成50周年　アニヴァーサリーイヤー企画始動　HD版ライヴ映像／カラーヴァイナル再発／レミーの新しい銅像など

2025年、モーターヘッド（Motörhead）は結成50周年を迎えます。このアニヴァーサリー・イヤーを祝して、1年を通してオフィシャルなリリースやイベントが予定されています。

第1弾として、1978年10月25日に英BBCの看板番組『トップ・オブ・ザ・ポップス』に初出演した際のパフォーマンスの映像がHDリマスター化されています。曲は「Louie Louie」。バンドのYouTubeチャンネルで公開中。

2月28日には、アルバム『Overkill』『Bomber』『Ace Of Spades』の限定アナログレコードが海外で発売されます。ハーフスピード・マスタリングによってカットされ、それぞれ色の異なるカラーヴァイナル仕様で、限定ポスターが付属されます。

5月8日の「インターナショナル・モーターヘッド・デー」には、特別な「レミー・フォーエヴァー」のイベントが開催されます。当日は、レミー・キルミスター（Lemmy Kilmister）の生まれ故郷であるイングランドの中部のストーク＝オン＝トレントにて、レミーの新しい銅像の除幕式が行われます。除幕式にはフィル・キャンベル（Phil Campbell）も出席し、レミーの遺灰の一部を納める予定です。この像は、国際的に有名な地元の彫刻家アンディ・エドワーズによって制作されています。

今後も今年1年を通して、さまざまな記念イベントが開催される予定です。

フィル・キャンベルはプレスリリースの中でこう話しています。

「自分たちの音楽とそれを象徴するものが、これほど多くの人々に共鳴し続けているというのは信じられないほど素晴らしい。もちろん、俺たちが今でも評価されていることに非常に感謝している。正直なところ、俺たちの音楽はこれまでと変わらずに、重要であり、不可欠なものであり続けていると思う。俺たちの音楽には、俺たち全員が常に必要とする独特のエネルギーと誠実さがあるからね」

ミッキー・ディー（Mikkey Dee）はプレスリリースの中でこう話しています。

「素晴らしい話だ。俺たちとファンとのつながりは家族としか言いようがなく、その家族が今も成長を続けているのはとてもエキサイティングなことだよ。それは理にかなっていると思う。みんなは俺たちが誰で、音楽が何についてのものなのかを知っているから。モーターヘッドは常に自分たちのやり方を貫いてきた。それは時代を超えたものであり、人々を鼓舞し、その道を歩み続けさせている」